「Sweet Home」への参加が話題のジニョン、30歳で演じた生徒役を振り返る「もう一つの学生時代のようでした」

「警察授業(原題)」のインタビューに答えたジニョン
「警察授業(原題)」のインタビューに答えたジニョン

素材提供:松竹ブロードキャスティング

ソン・ガンを一躍スターダムへと押し上げ、世界的ヒットを巻き起こした「Sweet Home -俺と世界の絶望-」(2020年)のシーズン2&3への出演が正式決定したジニョン。2011年にB1A4のリーダー兼ボーカルとしてデビューした彼は、積極的に俳優活動も行っており、パク・ボゴム主演の時代劇「雲が描いた月明り」(2016年)での孤独なエリート官僚・ユンソン役でも広く知られている。

そんなジニョンが主演を務め、チャ・テヒョン扮する警察学校の教官・ドンマンとタッグを組むことになる頭脳明晰な元ハッカー、カン・ソンホを演じたドラマが「警察授業(原題)」だ。アイドルグループ・f(x)出身のクリスタルこと、チョン・スジョンが演じたガンヒとのロマンスも注目を集めた本作。その気になる役づくりや撮影の裏側を語ってくれた。

警察学校の生徒として逞しい肉体美も見せたジニョン(「警察授業(原題)」)
警察学校の生徒として逞しい肉体美も見せたジニョン(「警察授業(原題)」)

Licensed by KBS Media Ltd. (C) 2021 KBS. All rights reserved

――本作に出演することになったきっかけはありますか?

「まずは台本を読んだときに、台本自体がとても面白かったんです。それに警察学校を舞台にしているという点がとても新鮮でした。制服などの衣装を想像してみたりしてすごく面白そうだなと思いましたし、見どころも多いだろうなと感じてこの作品を選びました」

――ソンホはハッカーから警察官になろうとするのですが、役になりきるために準備したことはありますか?

「ハッカーの方々が出ている動画を観たりして、どうやって実際にやるのかを役に反映させようとしたのですが、無理に反映させる必要はないかなと思いました。実際はどのような感じなのか、まずは理解だけしようとしました」

「警察授業(原題)」
「警察授業(原題)」

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――久しぶりに学生服を着られましたが、着た感想は?

「制服を着ると昔のことを思い出しますね。もう11年という歳月が流れていますが...。正直この年齢でこれを着てもいいのかな?という気もして、少し心配だったのですが、周囲の方々もよく似合っていると言ってくださったので、心置きなく着ることができました」

――記憶に残っている学生時代の思い出はありますか?

「その時期の全てが記憶として残っています。友達と美味しいものを食べに行ったり、面白いことをしたり、コーヒーを飲みに行ったり...。今もその頃の友達とはよく会うんです。会うとその頃の話をするのですが、全てが楽しかった思い出ですね」

「警察授業(原題)」
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「警察授業(原題)」
「警察授業(原題)」

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――ソンホの初恋の人・ガンヒを演じたチョン・スジョンさんとの演技はいかがでしたか?

「すごく良かったです。お話もたくさんしたので、自然な感じでリラックスしながら演じられました。スジョンさんはとても優しくて、お互いにいろいろな面で息はピッタリでしたね」

――スジョンさんの第一印象は?

「第一印象もすごく良かったですよ。スジョンさんはよく、"シックな氷の姫"といった印象を持たれているようですが、全然そんなことはなかったですね。天真爛漫でおしゃべりも好きな方で、僕もリラックスして撮影できました」

「警察授業(原題)」
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「警察授業(原題)」
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――ユ・ドンマン役のチャ・テヒョンさんとはいかがでしたか?

「撮影前にも周りの方々から良いお話しか聞いていなかったので、僕も期待しながらお会いしたのですが、本当に期待以上でした。すごく素敵な方で、ウワサ通りに尊敬の念を抱かせてくれました。だから今も親しくさせていただいています。本当に大好きな先輩です」

――息もピッタリだったようですが、アドリブもありましたか?

「僕はアドリブをそれほどしませんでしたが、チャ・テヒョン先輩はたくさんされていました。だから僕の足りない部分を先輩が満たしてくれているみたいで、むしろ僕は演じやすくて良かったです。印象に残っているのは、車が走ってきて盗聴器を踏み潰してしまうシーン。そこでおかしくなるくらいにずっと笑い続けるのですが、実は台本にはなかったことなんです。それをうまく生かしていて、すごいなと感じましたね」

「警察授業(原題)」
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――訓練シーンも多いですが、一番大変だったシーンはなんですか?

「やっぱり訓練シーンが一番大変でしたね。アヒル歩きで日照りの暑いなかを何度も繰り返すのは、本当に苦労しました。演じるのが難しかったのは、ブリーフィング(発表)のシーン。警察の捜査の物語なので専門用語が多いんです。だからセリフを覚えるのはなかなか大変でした。長いセリフも多かったのでNGも多く出しましたし、最初から頭が真っ白になっていることもありましたね」

「警察授業(原題)」
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――劇中、名セリフや名シーンが多いですが、それぞれ一つを選ぶとしたら?

「名シーンであり名セリフだと思ったのが、夢や欲にも関心のなかったソンホが警察官になるという夢を胸に抱くようになって、警察学校に面接を受けに行くシーンです。その面接会場に父親に車で送ってもらうのですが、会場の前で父親に大声を出すシーンがあるんです。『父さん、僕は必ず合格します!合格して警察官になります!』と言うと、『当然受かるさ。俺の息子だからな』と父さんに言われる場面。このシーンがすごく記憶に残っています。他の方々もウルっとしたシーンだと言ってくれて、とても大好きなシーンです」

「警察授業(原題)」
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――「警察授業」と聞いて一番思い出されることはなんですか?

「"思い出"ですね。爽やかでほのかな思い出です。キャンパスものなので、新入生たちがドタバタしたりおしゃべりしたり、訓練を受けたり勉強したり...。ほのかな思い出のように感じました。演じながらもそうですし、ドラマを観ていても、思い出が浮かんでくるドラマでした。もう一つの学生時代のようでした」

文=HOMINIS編集部

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放送情報

警察授業(原題)
放送日時:2022年8月1日(月)14:00~
※毎週(月)14:00~(2本連続放送)
※8月15日(月)は14:05~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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