チュ・ジフンが演じるのは、ウォンチョルの婚約者ソミの前に現れた済州島の旅行ガイド・ギョンス。憎まれ口も彼女の気を引くためで、ウォンチョルとは対照的な強引かつ刺激的な素振りがソミの心を揺さぶる。そんなギョンスの魅力や人となりを、ジフンはさすがの演技力で表現。ソミをドキッとさせる繊細な表情、感情がつい溢れ出てしまう切ない芝居も見事だ。
そんな2人に加え、マーベル・スタジオのヒーローアクション大作『エターナルズ』(2021年)でハリウッド進出し、"マブリー"の愛称で親しまれているマ・ドンソクも花屋のゴノ役で出演。海外出身の年下美女との結婚を前に、悩みや葛藤を抱えるゴノをコミカルな演技で魅せるドンソク。その絶大な存在感は映画に大きなアクセントを加えている。
約9年前のテギョンの初々しい姿が見られる映画『結婚前夜~マリッジブルー~』。現在では"演技ドル"の代表格となった彼と、チュ・ジフンやマ・ドンソクら、第一線で活躍する実力派俳優たちの胸アツの"競演"は、今見るとまた新たな発見ができるはずだ。
文=川倉由起子
放送情報
結婚前夜~マリッジブルー~
放送日時:2022年9月20日(火)20:00~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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