(C)Film295
この「チング ~俺たちの伝説~」が韓国で放送された当時、ヒョンビンは大ヒットドラマ「私の名前はキム・サムスン」(2005年)の影響で"ツンデレ御曹司"のイメージが根強い時期にあった。
一方、「チング」で挑んだドンス役は高校で落ちこぼれ、裏社会に染まっていく...という、当時求められていた"ツンデレ御曹司"のイメージとは真逆のキャラクター。しかも、日本でも"韓国四天王"として絶大な人気を誇ったチャン・ドンゴンの演技が絶賛された当たり役であり、"韓国ニューシネマの傑作"とまで称された作品のリメイクとあって、ヒョンビンの肩にかかる重圧はとてつもなく大きいものだった。
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そうしたプレッシャーのかかるドンス役に、当時26歳だったヒョンビンは周囲の反対を押し切って出演を決めたと言う。映画版から9年という年月を経て、同じクァク・キョンテク監督が自らドラマ化した本作では、厳しいと目された前評判を覆し、硬派で男くさいドンスという人物を不健康にかすれた声やうつろな瞳、ヒリヒリとした空気感まで見事に表現した。
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高校時代、ボクシング選手として将来を嘱望されていたドンスだけに、逞しく鍛え上げられた上腕二頭筋が見事。ジュンソクと同じ少女を好きになってしまい、恋と友情の狭間で葛藤するドンスの不器用さも堪らない。高校時代のシーンでは学生服姿も披露しているが、学帽をななめに被ってちょっとスカした雰囲気が微笑ましくもあり、ドンスが辿るその後の人生を想うと切なくもある。

ヒョンビンの直球な愛情表現にも胸がときめく、20代の代表作「シークレット・ガーデン」" width="304" height="203" loading="lazy" fetchpriority="high">






