「アニサマ」DAY2はグレート-O-カーン登場のサプライズ!松本梨香TrySailangelaなど総勢21組のアーティストが集結

TM NETWORK (c)Animelo Summer Live 2023
TM NETWORK (c)Animelo Summer Live 2023

後半はTM NETWORKのサプライズ出演に会場が大いに沸くと、「Get Wild」「Whatever Comes」と怒涛の楽曲で盛り上げていく。早くも会場が熱気で包まれる中、「なんだかすごい出番に出てしまった」とワゴンに乗って登場した上坂すみれは「七つの海よりキミの海」で会場を横断して前方のステージへ。「Inner Urge」「EASY LOVE」では無表情を貫くダンサーともに上坂らしい元気いっぱいのステージを披露した。約4年ぶりの出場となったClarisが「コイセカイ」「ALIVE」を披露すると、ステージの中央から「アニサマを支配してやる!」とグレート-O-カーンが現れ、観客と愛美に向けて宣戦布告。そのまま愛美とMADKIが「MAGICAL DESTROYER」を歌いながらグレート-O-カーンに立ち向かっていく。ステージ上ではMADKIDとグレート-O-カーンのアクロバティックな勝負が行われ、これ以上ない盛り上がりに。最後はグレート-O-カーンが「愛美世代」とプリントされたTシャツが暴露され、一連の寸劇は幕を閉じる。そのまま愛美だけがステージに残り、「煩悩☆パラダイス」をキュートに熱唱した。

続けてMachicoが「STAY FREE」、仲村宗悟がTVアニメ「ブルーロック」の名シーンが詰め込まれた映像とともに「WINNER」を歌い上げると、「fist of hope」「imitation」などロックナンバーを畳み掛けた。鈴木愛奈は「Dash and Go!」で会場を青色に染め上げた後は、2021年以来の披露だという「ヒカリイロの歌」を歌唱。2021年はまだ声出しが解禁されていなかったため、今回初めて「アニサマ」のステージで観客の声援を受けた鈴木は満足した表情を見せて会場を後にした。

「旅は続くぜ! ポケモン、ゲットだぜ!」というセリフが流れると大歓声が起こり、松本梨香がステージに登場する。「めざせポケモンマスター -20th Anniversary-」では「ピカチュウ」や「そりゃそうじゃ!」のコールアンドレスポンスもあり、情熱的なステージが展開され、この日一番の盛り上がりを見せた。松本は「こんなに素敵なステージを見られて感謝の気持ちでいっぱいです。今があるのはみんなのおかげです」と感謝を述べ、出演者も巻き込みつつ「タイプ:ワイルド」を熱唱した。スタァライト九九組は彼女たちの代表曲でもある「Star Divine」で会場をヒートアップさせると、「Polestar」ではメインステージから半分に分かれてトロッコに乗って中央のステージへと移動し、「劇場版 美少女戦士セーラームーンR」EDテーマ「Moon Revenge」で往年のファンも湧かせて、今回のトリを務めたangelaへと繋いだ。

松本梨香 (c)Animelo Summer Live 2023
松本梨香 (c)Animelo Summer Live 2023

2日目のトリを飾ったのは今年20周年を迎えたangela。7月にリリースされえたばかりの新曲「AYAKASHI」で序盤から飛ばしていくと、「RECONNECTION」「ANGEL」「僕じゃない」の3曲をメドレーで披露。MCでは「私はプリキュア!」といった冗談も入れつつ、angelaらしいユーモアたっぷりのトークコーナーが展開。すると2人は「蒼穹のファフナー」の関連楽曲で「同じアーティストにより歌われたアニメーションフランチャイズの歌曲の最多数」のギネス世界記録に認定されたことをサプライズで報告した。デビュー曲「明日へのbrilliant road」では事前のレクチャー通り、観客はサビには手を振り上げる振りをして応え、一体感のあるステージを作り上げると、「今日は最初から最後まで一緒に踊ってください」と語りかけ、最後に披露されたのはTVアニメ「蒼穹のファフナー」OPテーマ「Shangri-La」。観客はタオルを振り回しながら、この日最大級のシンガロングで幕を閉じた。

取材・文=川崎龍也

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イベント情報

Animelo Summer Live (アニサマ)2023 -AXEL-

会場:埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

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