本編も終盤に差し掛かると、幕間映像を挟んで1stアルバムの夏服衣装に着替えた6人が「夏めきペイン」をラブリーな歌声と共に歌唱。はつらつな夏の雰囲気で場内のテンションを爆上げすると、スリーズブーケの2人がそのまま「素顔のピクセル」、続いてみらくらぱーく!の2人が「アイデンティティ」を歌い、トロッコに乗りながら「ココン東西」も披露すると、DOLLCHESTRAの2人が「Take It Over」をパフォーマンス。そして、6人揃って「明日の空の僕たちへ」を歌い、最初のMCからノンストップで本編を終えた。
アンコールでは、スクールアイドルクラブメンバーの夕霧綴理が17日に誕生日を迎えたこともあり、お祝いの幕間映像で「ハッピーバースデー」を合唱。お祝いムードのほっこりとした雰囲気の中、ライブTシャツ姿で登場した6人が「On your mark」で盛り上げると、続けざまに10月度Fes×LIVEで披露された楽曲から、みらくらぱーく!が「ノンフィクションヒーローショー」、DOLLCHESTRAが「KNOT」、スリーズブーケが「千変万華」をそれぞれ歌い、さらに6人全体の楽曲「Trick & Cute」で観客を魅了した。そして、ユニットごとにトロッコに乗りこむと「Legato」を歌いながらファンとの最後の交流を楽しむ姿も。大きな声援を浴びると、そのまま「永遠のEuphoria」を最後の楽曲としてファンに届けた。
怒涛の勢いでライブパートを終えた月音は「私も新しい曲をたくさん披露させて頂いて、振り返るようなライブで楽しかったです」と話し、菅は「蓮の空は楽曲にそれぞれの思いが込められていて、それは蓮の空のメンバーが今を生きているからこそ作られていくものなので、毎日を大切に過ごして行けたら良いなと思いました」とコメント。一方、佐々木は「夕霧綴理の誕生日を皆さんもお祝いしてくれて、私も温かい言葉をいただけて本当にうれしかったです。私はまだ綴理ちゃんのレベルに追いつけないけど頑張っている最中なので、見守っていて下さい」と思いを伝えると、野中は「皆さんともこのツアーですごく絆が深まったと思っています。帰るまでがライブ、気を付けて帰ってください」とファンを気遣った。また、花宮は「今回初めて『明日の空の僕たちへ』で曲ふりをやらせていただいて、皆さんにこの曲を届けたいという気持ちで歌わせていただきました」とアピール。最後に楡井は「曲が増えたのは間違いなく皆さんと歩んできたから。本当にありがとうございました。まだまだ走り続けていきます」と観客に向けてメッセージを送り、ライブを締めくくった。
取材・文=永田正雄
作品情報
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
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