劇場版『はめふら」』で共演の内田真礼小野賢章、初対面の時の印象を明かす「20代前半の頃に下北沢のカレー店で『売れたいね』って...」

石に頭をぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻し、自分がいるのが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界だということに気付いた公爵令嬢のカタリナ・クラエス。それと同時に自身がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢ということも思い出したカタリナが、ゲーム内に用意されている"破滅フラグ"を回避するために奮闘する異世界転生ラブコメディ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...」。シリーズ初の劇場版が12月8日より全国公開されている。

今回、カタリナ・クラエス役の内田真礼と、劇場版新キャラクターのミステリアスな美少年・アーキル役を演じる小野賢章にインタビューを実施し、作品への思いなどを聞いた。

カタリナ・クラエス役の内田真礼
カタリナ・クラエス役の内田真礼

――内田さんへ質問です。劇場版制作決定の第一報をお聞きになった時、そして物語が原作者・山口悟先生による完全新作ストーリーだと知った際の感想をお聞かせください

内田「めちゃめちゃ嬉しかったですね。実はTVシリーズ第2期の放送が終了してからもう2年ぐらい経っていて...私自身も待ち焦がれていました。『やっと収録だ!』『やっと公開だ!』みたいな。(劇場版の)アフレコもこの間収録したところで、久しぶりにカタリナが動いているのを見て、感極まる感じでしたね。今回の完全新作ストーリーでは劇場だからこそできることがふんだんに入っていると思います。ストーリー的にも1話完結のお話なので、『はめふら』なんだけれど、どこか夢のようなお話...という感じがしました」

――小野さんが「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...」という作品に抱いていた印象と、今回の劇場版で物語の鍵を握るキャラクターを演じることに決まった際のお気持ちは?

小野「『はめふら』という作品はなんとなく知っていて、とにかくタイトルのインパクトがすごく強かったですね(笑)。作品としては、『悪役令嬢』『破滅フラグ』というところで、『結構ドロドロ系なのかな?』なんて勝手に想像していたら、全然そんなことなくて。すごく明るくてハッピーになれるというか。観た後はとても爽快感があるなと思いました。
今回、新キャラとして参加させていただきましたが、第2期までに(カタリナたちが)積み上げてきた雰囲気があったので、そこに違う国の人が来たぞ!という感じを出せたらいいなと思っていましたね」

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劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
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