劇場版『はめふら」』で共演の内田真礼小野賢章、初対面の時の印象を明かす「20代前半の頃に下北沢のカレー店で『売れたいね』って...」

アーキル役の小野賢章
アーキル役の小野賢章

――お互いが演じるキャラクターの魅力を教えてください

内田「アーキルはあまり自分のことを喋らないからこそ、どんどん深堀りしたくなるというか、『見えないからこそ知りたい』みたいな、そういう部分がとても大きくて。しかもイケメンじゃないですか。 "ミステリアスキャラ"の王道を行ってると思う!笑わせたり、いろいろな表情変化を見たいというか、『本当は何を考えているんだろう』って勝手に考えて、沼にハマっちゃう...みたいなタイプかなと思います」

小野「『カタリナは人たらし』とキャラクター説明にもありますが、そのまんまだなって。自らこじ開けていくパワーがありますよね。人との関係もそうですし、事件に対しても、自ら解決していく。そういう力強さや前進する力にみんながついていくんだなというのを、今回初めて参加して、感じた魅力ですね」

――それでは、おふたりの初対面の時の印象を教えてください

小野「実は、お仕事で共演する以前から"友だちの友だち"という感じだったんです。舞台を中心に活動していた20代前半の頃に出会っていて、真礼ちゃんも何本か舞台に出演していて。声優もやっているという共通点があるのを知って、『どうやったらオーディション受かるんだろうね』『売れたいね』みたいな話を下北沢のカレー店でしたのをすごい覚えてる(笑)」

内田「そうなんですよ!だから共演者と言う以前に、友達っぽい感覚なんですよね。すごく若い頃から知っている感じがあって、賢章くんと会うと、なんか気が抜けちゃうというか。気付いたらお互い30代ですけど、出会った頃から、『いつも飾らない人だな』という印象ですね。初対面の時には『ハリー・ポッター』の吹替えを担当している人だと知っていたんですけど、長く芸能界にいても自然体な人なんだなと思った記憶はあります」

小野「声優として同じ作品に登場していても、実は今回のようにガッツリ絡む機会はなかったんですよ」

内田「そういう意味でも、今回は思い出に残る作品になりますね」

――最後に、映画の公開を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします

小野「今回、初めて参加させていただいて、自分にできることを全力でやらせていただきました。新キャラクターというのもあり、これまでとはまた違う『はめふら』を楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。最後まで観るともう本当にニッコニコになってもらえると思うので、おもいっきり楽しんでください!」

内田「『はめふら』の今までの楽しさをそのままに、劇場版のパワーアップ感がとても詰まっています。今まで観てくださっていた方はもちろん、今回初めて『はめふら』に触れる方も楽しめるストーリーになっていると思います。カタリナは今回も大変な破滅フラグに出会いますが、『はめふら』らしく解決していく姿がとても爽快なので、是非見ていただけたら嬉しいです」

取材・文=中村実香

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劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
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