「ラブライブ!」放送10周年記念イベントに新田恵海内田彩三森すずこ飯田里穂Pileが集合!「『μ'sic Forever!』の言葉を大切に思ってほしいな」

続いては、「演技のお時間リターンズ」。TVアニメ放送前から行われているこのコーナーは、出題されたお題に対し、担当するメンバーが言いそうなセリフを想像して演じるという、メンバーとキャストとの絆が試されるコーナー。不穏なBGMが流れる中、内田が、今回用意された模範解答が、「ラブライブ!」シリーズで原案を務める公野櫻子のオリジナル書き下ろしだと発表されると、三森は、模範解答を当てにいくのを目標としていると宣言した。最初に、Pileと新田に出されたお題は「『スクールアイドル、やってみたいな。でも向いてないかも......。』と言ってる子にどんなアドバイスをする?」というもの。Pileは、「μ'sメンバーに出会えたことで幸せな日々を過ごしているから、あなたも来なさい!」と、ツンデレ度を抑えた素直な真姫を演じた。新田も、何でも「いいよ」と言ってくれることりや、いつもすごく厳しく見てくれる海未といった幼なじみや大好きなμ'sメンバーがいるからスクールアイドルになれた、と穂乃果が普段思っているけれど口に出せないであろう本音を出してみた、と演技後に明かし、会場の笑いを誘っていた。続いて内田、飯田、三森に出されたのは「動画配信をしてみることに!どんな企画にチャレンジしそう?」というお題。トップバッターを選んだ三森が、「園田海未のお散歩チャンネル」と題し、高尾山に着いた海未が、視聴者に「頂上を目指して山頂アタックです!」と呼び掛けるという、TVアニメ第2期2話「優勝をめざして」での名ゼリフを再現するサプライズに、会場は大いに盛り上がった。内田は、レース生地紹介動画や秋葉原でカプセルトイ開封動画の企画を提案することりを、飯田はラーメン系YouTuberになった凛が、食レポするも撮影に失敗する様子を演じ、会場に癒やしを届けた。

そして、待望のライブパートは、μ'sの1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」からスタート。また、この回の「TVアニメ放送10周年記念メドレー」では、第1期第3話挿入歌「START:DASH!!」、第6話挿入歌「これからのSomeday」、第2期の第6話挿入歌「Dancing stars on me!」、そして、飯田がマラカスを手にしての第2期ED主題歌「どんなときもずっと」が、それぞれTVアニメサイズで届けられた。歌唱後は、「どんなときもずっと」にまつわる思い出を語り、目頭を熱くするキャスト陣。しかし、「μ'sのライブはそんなもんじゃありません!」という新田の熱い言葉からはじまった第11話挿入歌「No brand girls」では、イントロの「Oh yeah!」やサビでの「Hi Hi Hi」など、ステージと客席が一体となった歌声が会場に響き渡った。

熱いアンコールに応えて再びステージに戻ってきたキャスト陣は、アンコールで「ミはμ'sicのミ」を披露することに。飯田によるレクチャーの成果もあり、会場はダンスでもひとつになった。最後の挨拶では、Pileが「『ラブライブ!』が、μ'sが、もっと好きになっちゃいましたか?」と笑顔で呼び掛け、内田は「みんな忘れないでくれて、また『μ'sic Forever!』と楽しめたことが本当に感動しちゃって」と瞳を潤ませた。大きな瞳に涙をいっぱいためた飯田は「みんながずっと忘れずにいてくれれば、また会える機会があるかもしれませんよね!」と、今後の展開に期待を寄せた。三森は「いつもキラキラとした笑顔を私たちに向けてくれて本当にありがとうございます」と客席に感謝を伝えた。そして、「みんなの言葉と『ミミミ』(ミはμ'sicのミ)の歌詞が沁みすぎて...」と、声を詰まらせながら話す新田は、「私たちはこれからもμ'sだし、みんなにも『μ'sic Forever!』の言葉を大切に思ってほしいなと思います。またみんなと笑顔で会える日まで『ファイトだよ!』」と、穂乃果の決めゼリフで締めくくり、2日間に渡るスペシャルイベントの幕を下ろした。

取材・文=中村実香

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