梶裕貴が「となりの妖怪さん」で猫又役を演じる心境を明かす「声優冥利につきる役を任せて頂きました」

――梶さんといえば、ショートアニメ「ばなにゃ」や、TVアニメ「うちタマ⁈ ~うちのタマ知りませんか?~」でも猫役を演じていましたね

梶「そうなんです!僕、猫役を担当させていただく機会が、なぜか不思議と多くて(笑)。でも、すごく嬉しいんですよね。本作のぶちおのように、人間以外の見た目をしたキャラクターをやらせていただくというのは、とても声優冥利に尽きることだなと感じていて。もちろん舞台や映像作品でもやれないことはないですけど、そこにはやはり『アニメだからこそ』という面白さが詰まっている気がするんです」

――梶さんは猫に対してどういう思いを持っていますか?

梶「なかなか猫と接する機会は多くないんですが、すごく可愛らしいなと思います。猫の特徴的なイメージでもある、いわゆる『ツンデレ』みたいな部分も愛らしいですよね。でも、そういう意味でいうと、ぶちおにはあまり猫らしさはなくて(笑)。人見知りで、人懐っこくて、どちらかというと犬...?というより、もはや人間らしいキャラクター。人間を演じるときと近い感覚でお芝居しつつも、もともとは猫だったからこその距離感というか、『自分にしかわからないハードルみたいなものがある』という繊細な心の機微を表現をするのは、純粋な動物役をやる時とはまた違う、この作品ならではの難しさであり、面白さだったのかなと感じています」

――これから春を迎えますが、何か新しく始めてみたいことはありますか?

梶「大好きな旅行に行けたらなと思いますね。これからは、どこに行くにも子供連れという形になるので、今までとはまた違った楽しさと大変さがあるだろうなと思っています。そして、もちろんプライベートだけでなく、海外でのイベントにも積極的に参加できたらなと。コロナ禍を経て、お会いするのが難しかった世界中の方々とたくさん触れ合えたら素敵ですね」

撮影=皆藤健治 取材・文=中村実香

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放送情報

TVアニメ「となりの妖怪さん」
放送日時:2024年4月7日(日)2:00~
チャンネル:ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット 『ANiMAZiNG!!!』枠
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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