青山なぎさがデビュー曲「解放」で表現する"本当の気持ち"「幅広いジャンルの楽曲を歌っていきたい」

――青山さんにとってファンの方の存在は大きいですか?

「そうですね。もちろん、声優やミュージカルといった表現への欲もあるんですけど、何よりも応援してくださっている方に恩返しがしたいという気持ちが強いんです。皆さんが喜んでくださっている姿を見て、やってよかったなと思うことが多いので、本当に皆さんからの言葉には励まされています」

――ここまでファンとの距離感が近いイベントは中々ないですよね

「確かにそうかもしれないですね。でも、この距離感でお話できるのも、やっぱり皆さんがちゃんとマナーを守ってくださって、思いやりを持って会場に来てくださるからこそできることかなって思っていて。これがちょっとのことで大変な揉め事になってしまったら、こういった近い距離感でのイベントは絶対にできないことなので、本当に皆さんの気遣いだったり思いやりがあるからこそできているなと改めて感じました」

――来年以降、こういうイベントをやりたいという構想はありますか?

「やっぱり距離感が近いイベントは大切にしたいなと思っていて。今回は海外からいらっしゃってくれた方もたくさんいたので、その場の雰囲気で楽しめるような、お笑いみたいなものができたらいいなと思っています」

――5月16日にアーティスト活動の始動が発表されましたが、デビューが決まった今の心境を聞かせてください

「ずっとキャラクターを背負って歌うことはやってきたのですが、青山なぎさ自身としてやることはあまり機会がなかったので、すごく新鮮な気持ちで挑戦することができました。スタッフさんや事務所の方と話していくうちに、『あ、ついに始まるんだ』ということを実感して本当に嬉しかったです。青山なぎさを表現できる場所って声優としては中々ないので、ここで私のやりたい音楽性はこういうことだぞとか、伝えたいメッセージはこういうことなんだというのを歌として届けられるのが今から楽しみです」

――青山さんは大学時代にはミュージカルサークルとアカペラサークルにも入っていたと思うのですが、元々ソロデビューへの憧れはあったのでしょうか?

「声優としてデビューしたばかりの時は全く考えていなかったです。ずっと生のお芝居をやりたいなと思っていたので、正直曲を作ろうとかそういう思いはなかったんですけど、2023年のバースデーイベントでカバー曲やらせていただいた時に、生バンドでの演奏付きで歌うことが本当に楽しくて。こうやって歌の楽しさを皆さんに伝えていけたり、自分の思っていることを皆さんに届けられるのは楽しいことなんだと気づいて、アーティストとして活動したいと思うようになりました」

――青山さんの歌声はこれまでも反響がありましたよね。ファンの方はようやくという気持ちが強いと思います

「そうですね......ありがたいことに(笑)。それこそ『ラブライブ!スーパースター!!』の葉月 恋ちゃんとか『SYNDUALITY Noir』のシエルの歌声はどちらかというと綺麗系で上品な感じなんですけど、私自身の歌声は綺麗に歌い上げるよりも、太く強くみたいな方が得意なんです。ただ役者として活動していると自分の本当の歌い方ってなんだろうと分かんなくなってしまって。その時に大学の頃のアカペラサークルの映像とか見返すと歌い方が全然違うことに気づいて、そこから自分の素の歌い方を研究するようになりました」

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リリース情報

配信シングル「解放」
2024年5月16日配信
配信URL:https://lnk.to/KAIHOUID

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