SparQlew、3rdミニアルバム「Dear」の制作について語る。

――レコーディングでこだわったことはありますか?

保住「みんな全曲フルコーラス歌っているんですが、僕はめちゃくちゃスムーズに終わりました。僕レコーディング順がトップだったんですけど、難しい曲なんですがすっと入ってきたというか、気持ちよく歌わせていただきました」

堀江「僕がこだわった部分は、歌割です。歌自体よりその後の歌詞の歌割りを練って考えさせてもらいました。完成盤はサビも割と2人で歌うユニゾンの部分があるんですけど、最初の歌割りは細かく歌い継いでいくものになっていたので、『グルーヴ感というか疾走感はユニゾンが良いんじゃないか?』とか『ここの一行ユニゾンだったらどうですかね?』など提案をしました。僕普段そういうことを言わないんですけど、珍しく」

上村「僕もまんべんなく楽しくやらせていただきました。採用していただいた1サビのラストの『いっそ そう 一生バカでいたいなんて 止まれないコースター』は一番が終わるところの区切りになるんですけど、この曲ってパキパキ歌うというよりもグネグネしているというか、迷いながらも動いていっている感じとか波のある感じが出せたらいいなと思っていて。それをやって上手くハマったのがよかったなと思いました」

吉永「レコーディング順は僕が一番最後だったので、恐らく音楽ディレクターさんの中で各々の良いフレーズみたいなのがある程度ピックアップされていたと思うので、"今のこの部分を大事にされて録ってるかも..."みたいなことを感じながら歌いました。でも、やっぱり曲がすごい良かったので僕もまだそんなに気負わずに楽しく歌えたなって思いましたね」

――Blu-rayに収録される「コースター」のMUSIC CLIPとメイキングについて、撮影時のエピソードや見どころを教えてください

上村「僕の印象ですが、意外と爽やかな雰囲気になったなと思ったんですよね。笑顔があるわけじゃないけどちょっと柔らかい雰囲気もあったりする感じ。カメラワークとかも回ったりする感じで曲に合っているなと思いつつ、ちょっと屈折した感じというか悩みを抱えた神妙な雰囲気になかと思いきや、そんなこともなかったり」

保住「都会チックだったね」

堀江「近未来な感じもありました」

吉永「あとは撮影時、暑かったですね。僕の一番最初の撮影が一人ずつ台車に乗って腰に付けたカメラをセルフィ―みたいに支えながら撮るシーンだったんですけど、リップと手ぶりもやって大変で。あとこのシーンはどこでどこで使うんだろう!?って(笑)」

上村「サビの部分は、僕たちが台に乗ってそのまわりをカメラマンさんがグルグル回って撮影したんですけど、その建物の高さがすごく高かったよね。あの吹き抜けというかあの感じはやっぱりここでしか出せない曲に合っているシーンになったよね」

――12月7日(土)に飛行船シアターにてSparQlew初のFan Meetingが開催されますが、どのようなイベントになりそうですか?

上村「冬のお祭り?」

保住「大運動会運動?」

吉永「大雪玉転がし?おもちゃ箱?」

堀江「本当にそれぐらいすごい盛りだくさんです」

吉永「トナカイの恰好したいです!」

保住「どうぞどうぞ(笑)」

吉永「今回のイベントでは冬を感じられそうですよね」

上村「クリスマスがもうすぐというタイミングでイベントでやったことがないからね。アルバム発売直後なので何かあるかもしれないですね!っていうイベントです」

吉永「初めてのファンミーティングなので反響があればまたVol.2がある可能性も...」

保住「今後もやりたいね!1年に1回じゃなくても良いし」

吉永「ライブほどガチガチじゃない空気感で楽しいイベントになりそうですよね!」

――ファンの皆さんへメッセージをお願いします

保住「めちゃくちゃ楽しいCDになってます。毎回言ってるんですけどね!めちゃくちゃいいアルバムになった気がしてます。僕自身めちゃくちゃ手応えもあるし、みんなの歌のまとまりみたいなものをすごい感じるので、聞いていただいてぜひ広めていただけたら嬉しいなと思います」

吉永「『Dear』というタイトルが、みなさんのために、絶対に喜んでもらえるだろうなっていう期待をこめた一枚になっています。MUSIC CLIPもありますので、ぜひたくさん聴いて楽しんでくれたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします」

上村「初めて冬の季節に出すアルバム『Dear』は寒くなってくるこの時期にぴったりだと思います。寒いとちょっと心が内に入っちゃったりすると思うんですけど、このアルバムの曲それぞれが少し外に歩むことを開かせてくれるようなイメージがあったりする優しく寄り添える曲たちばっかりなので、僕たちを近くに感じていただきながら同じような悩みとかを曲の中から感じ取っていただいて一緒に進もうっていう、ちょっとぽっと温かくなるようなアルバムになっていると思うので何度でもいろんな場面で聞いていただけたら嬉しいです」

堀江「今までのアルバムやシングルもだいたいこの曲が一番刺さるんだろうな、とかそういう予測がある程度できてたんですけど、今回のアルバムに関しては本当にどれがどんな風にみんなの胸に届くのか未知数で、それだけ広がりがあってバリエーションに富んでいるので繰り返し何度でも聴いて楽しんでいただけたらなと思います。よろしくお願いします」

文=HOMINIS編集部

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リリース情報

Dear
発売日:2024年12月4日

Kiramune Presents SparQlew LIVE 2025
開催日時:2025年3月8日(土) 16:00開場/17:00開演
     2025年3月9日(日) 15:00開場/16:00開演
会場:ニッショーホール http://nissho-hall.jp/new/hall-panf.pdf
チケット:全席指定 9,800円(税込)

FC先行チケット受付:12月7日(土)21:00~12月23日(月)23:59まで
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