声優・宮野真守が音楽シーンでも見せる圧倒的な表現力

アニメ「DEATH NOTE」の夜神月(やがみらいと)をはじめ、「機動戦士ガンダム00」の刹那・F・セイエイ、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの一ノ瀬 トキヤなど、人気作のメインキャラクターを数々演じてきた人気声優・宮野真守。クセのない軽やかな声質を持つ彼は、その圧倒的な演技力でイケメン高校生はもちろん、ナルシストやエキセントリックな謎の生命体といった個性的な役柄も難なく自分の色に染め上げる。

宮野は声優界屈指の"ヴォーカリスト"として活躍していることでも有名。今年、記念すべきアーティスト活動10周年を迎える宮野は、2008年のシングル「Discovery」でアーティストデビュー。以降は、アップテンポなパーティーチューンから壮大なバラードまで、多彩な楽曲を次々と発表。

アーティスト・宮野真守の最大の魅力は、「静」と「動」の両面を併せ持つ、その多彩な表現世界だ。2枚目までのシングルでは、彼の繊細かつ素直で伸びやかな高音が引き立つメロウなナンバーを堪能できるが、自身が出演したアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」の主題歌にもなった6枚目のシングル「オルフェ」では、今までにない一面を表現。以降、ロック色の強いダンサブルで洗練された楽曲などもリリースする中で、宮野の歌声もウィスパー・ラップやファルセットといった繊細な歌唱法だけでなく、クールなラップも聞かせるなど、ヴォーカリストとしても脅威的な成長を遂げたのだ。

デビュー当時からライブやMVで披露されている ダンスも、彼が他の声優アーティストから抜きん出た存在となり得た要素の1つといえる。身長182cmという恵まれたスタイルから生み出される、プロのダンサーに勝るとも劣らぬほどのキレのあるダンスは、年を重ねるごとに圧倒的なレベルへと進化。歌声と共にヒップホップからコンテンポラリーまで、多彩なジャンルのダンスで楽曲の世界を表現する彼は、まさに「アーティスト」と呼ぶに相応しい。歌とダンス、その両方でファンを魅了し続けるパフォーマンスこそが、彼のライブチケットが軒並みソールドアウトを記録している理由だろう。

自身の誕生日でもある6月8日(金)には、初のベストアルバム『MAMORU MIYANO presents M&M THE BEST』をリリース。さらに、初のアリーナツアー開催も決定している宮野。唯一無二のアーティストとして躍進を続ける彼の活躍から、今後も目が離せない。

文=中村実香

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放送情報

M-ON! SPECIAL 「宮野真守」 ~10th Anniversary~

放送日時:2018年6月12日(火)01:00~

チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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