「はたらく細胞」と「よしもと」がコラボ!花澤香菜もお笑いコントに挑戦

人気声優・花澤香菜が赤血球役で出演するTVアニメ「はたらく細胞」と、お笑いの「よしもと」が「笑って健康になろう」をコンセプトにコラボ公演を開催。ゲストに花澤を迎え、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で行われた、この公演の模様をリポートする。

ステージの幕が上がると、最初に現れたのはMCを務める天津向。軽快なトークで会場の雰囲気を温めた後、ゲストの花澤が登場。「こんばんは~!」と元気よくあいさつをした花澤は「ここ、よしもとですよ。やった~!」と喜び、「吉本新喜劇を録画して観たりするくらい好きです。今日の日をとっても楽しみにしてきました(笑)」と、お笑い好きを公言。テンションが上がり過ぎの花澤が向に歩み寄ると、気圧された向が後ずさりするほどの熱を見せた。

イベントはその流れで、花澤と向のトークコーナーに突入。イベントやラジオコントでしか芸人と共演したことがないと語る花澤に、向が自分の第一印象を確認した。すると花澤が、向とラジオで共演する声優の本渡楓に「向さんはどんな人?」と、リサーチを入れていたことを告白。そして「すごく誠実な優しい人」と回答するも、向が照れて何も言えなくなってしまう展開に、客席から笑いと拍手が巻き起こった。

アニメで演じている赤血球と似ている点については、「テンパるところ」と花澤。「もっと前はテンパるどころか、ボーっとし過ぎてヤバい子でした。小さい頃は、ご飯の最中に麦茶の入ったグラスを倒したのに、こぼれた麦茶をずっと見ているみたいな(笑)」と幼少時代の一面を語った。

続いて、よしもと芸人によるお笑いライブが行われ、チョコレートプラネット、イシバシハザマ、ガーリィレコード、セブンbyセブン玉城&こりゃめでてーな伊藤の順にコントや漫才が披露された。中でも、アニメ「カイジ」のネタを行う伊藤は、この日のために「はたらく細胞」と、「カイジ」のスピンオフ「中間管理録トネガワ」を取り入れた漫才を披露。「はたらく細胞」の○×問題ネタや、観客の多さに気持ちが「ざわざわ」すると表現して、「中間管理録トネガワ」で「ざわ...ボイス」を担当する花澤が、「ざわ、ざわざわ」とタイミングよく合わせる夢のコラボを実現してみせた。

全てのネタが終わると、花澤は「ステージから会場の皆さんが笑っている姿が見えるし、芸人さんは面白いし、もう天国!私も何かやりたいな!」と率直な感想を吐露。そこで、ファンだという花澤の指名で、ジョイマンとユニットネタを披露することに。ネタは「はたらく細胞」にかけて、ジョイマン定番の韻を踏むラップスタイルのコントで進行。"ジョイウーマン"となった花澤が「マクロファージ、ジャージ♪」「細菌、バイバイ菌♪」と踊りながら観客を魅了し、約3分間のコントをミスなく完璧に成功させた。

イベントは終盤に入り、「箱の中身は何でしょう?」のコーナーへ。挑戦するのはチョコレートプラネット松尾、イシバシハザマのハザマ、花澤の3人。最初に挑んだハザマは、ヒントで箱いっぱいにギュウギュウと伝えられた物体を恐る恐る触るも、「犬のぬいぐるみ」を「グーフィー」と答えて不正解。続く定番のIKKOに扮した松尾は感触の冷たさに騒ぎながらも「スイカ」を見事に正解する。そして、とんでもない物が入っているかもしれない!?最後の箱の挑戦者となった花澤。まずは一瞬触って「プニッとする」と感想を言った後、中身を察したのか無言で感触を確かめ続ける暴挙に。向から「バラエティ見たことあります?」と突っ込まれて爆笑されるも、しっかり「こんにゃく」と正解を答えた。

その後、用意された小道具を使ったモノボケで花澤を笑わせるコーナーも行われ、盛りだくさんのイベントとなった。すべてのコーナーを終えて花澤は「みんなと一緒に笑って...。何だったんでしょう、このイベント?」とぶっちゃけトークで会場を笑わせるも、「第2弾もやってもらいたいです!」と、一お笑いファンとしても十分に楽しんだ様子。ステージも会場も終始笑いの絶えない、コンセプト通り心から笑って細胞を活性化させるには、これ以上ないイベントとなった。

文=永田正雄

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放送情報

はたらく細胞

放送日時:2018年9月11日(火)23:00~

※毎週(火)23:00~ほか

チャンネル:アニメシアターX(AT-X)

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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