浴衣姿の瀬戸麻沙美と宮野真守が「ちはやふる」第3期の見どころを詠み上げる！

高校生たちが競技かるた界の頂点を目指す姿を描くTVアニメ「ちはやふる」の第3期が10月よりスタート。それを記念して、主人公・綾瀬千早役の瀬戸麻沙美と真島太一役の宮野真守によるスペシャルトークイベントが、8月2日に日本テレビ「超☆汐留パラダイス！-2019 SUMMER-」のステージで開催された。

イベントは、歴代オープニングテーマを務める99RadioServiceのライブから始まり、第3期の「COLORFUL」も含めた3曲を熱唱。会場のボルテージを一気に押し上げると、その余韻に浸る間もなく、瀬戸と宮野が涼しげな浴衣姿で登場し会場を沸かせた。

会場にいる浴衣姿のファンを見つけた瀬戸は「浴衣姿かわいい！おそろっち」と喜びをあらわにし、自らの浴衣姿も披露するため宮野と共にステージ上で回り、「宮野さんと(ステージ上で)回れる日が来るなんて」と満面の笑顔に。瀬戸が浴衣を着た感想に「感無量です」と答えると、宮野は「涼しげだけど着ているとすごく暑いよね」と本音を漏らし、会場の笑いを誘った。

夏の定番の過ごし方について聞かれた宮野は「ビール！」と即答すると、「ビールは夏じゃなくても飲みますよね？」と瀬戸に聞かれ、「そうだね」と照れ笑いする場面も。ただ、暑い中外で飲むキンキンのビールがいいと補足すると、「今年はまだビール祭りに行ってないです」と瀬戸も共感した。

「ちはやふる3」第1話世界最速上映＆ビジュアルコメンタリーのコーナーでは、映像を見ながら瀬戸と宮野らが「"文字の演出"が今まで以上に多い気がして、スタッフの原作へのリスペクトが感じられる」「キャラクターそれぞれのバックグランドが深いから、個々のエピソードを楽しめる」など口々にコメントした。

上映が終わると宮野は「僕たちも6年たっているから、自分たちの役にどう向き合っていくか、それぞれの中にあったと思います。アフレコの時に『大人になっている』って言われて、高校生はどういう感じだったかを、もう一度考えました」と役作りについて告白。

瀬戸も「私も経験値が上がっていると指摘いただきました。初めてのことに出会った彼女たちの驚きをどれだけピュアに新鮮に表現できるか、経験値を削いでいくのは難しい作業でした。彼女たちと同じ目線になることをすごく意識しました」と振り返った。

それに対して宮野は「自分が経験した選択肢の中から最もピュアな思いを思い出して、向き合うというか。声優の素晴らしいところは大人になっても10代を演じられることだから、その当時の思いを忘れないようにしないといけない」とコメント。

バンドハラスメントによる第3期のエンディングテーマ「一目惚れ」が披露された後、公式Twitterで行われた第1期・第2期の「名シーン・名セリフリツイートキャンペーン」の結果発表へ。選ばれた9シーンのセリフを第9位から順に発表。

上位の第3位に「ダメだ俺、千早が好きだ」、第2位に「仲間にするならかるたの天才より、畳の上で努力し続けられるやつがいい」と、太一のセリフがランクイン。その台詞を宮野が会場で生披露すると、ファンからは大きな拍手と黄色い歓声が上がった。

第1位には太一にかけられた師である原田秀雄のセリフ「青春全部懸けたって強くなれない？懸けてから言いなさい」が選ばれ、このセリフは会場のファンから宮野に向けて送られることに。耳を澄ませて聞いた宮野は「みんなが『ちはやふる』を大好きでいてくれるのが伝わった」と感謝の気持ちを伝えた。

第3期の新キャラクター、かつてクイーン位を4連覇した二児の母・猪熊遥の声を坂本真綾が務めることも発表。瀬戸は「重みと責任と説得力がお芝居で表現されていて、本当にかっこいいです」と坂本の演技を絶賛。宮野は「今回は大人たちの戦いでもあり、原田先生や桜沢先生など、大人たちが子供たちに背中を見せてくれる話にもなっています」と明かした。

続いて2人が第3期の見どころを書いた、かるた型のフリップを公開。「ちはやふる」に大事なものを順番に歌に乗せたと語る宮野は「せとあさみ　みやのまもると　他、全員」と詠み上げて笑いを誘うと、瀬戸は「いきざまを　見せつけてます　み～んなね」と歌い、キャラクターそれぞれを丁寧に描いた内容になっていることアピールした。