マンガ・アニメを中心としたコンテンツの総合見本市として、2012年から毎年開催されている「京都国際マンガ・アニメフェア」(通称:京まふ)。今年も9月21日、22日の2日間にわたって開催され、多くのマンガ・アニメファンが足を運んだ。今回は、その中で22日に行われた、劇場版の制作も決定したTVアニメ「鬼滅の刃」のスペシャルステージの模様を紹介。
竈門炭治郎役の花江夏樹、竈門禰豆子(禰は正しくは礻に爾)役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野 紘、嘴平伊之助役の松岡禎丞が登場すると、会場はファンの大きな拍手に包まれた。花江、鬼頭が自己紹介をすると、続く下野が突然「禰~~~~豆子ちゃ~~ん!」と、ビブラートを利かせて絶叫。花江から「落ち着いてください、何歳ですか」とツッコまれ、「...39歳です」と答えるやり取りに、会場からは笑いが巻き起こった。
自己紹介を終えた4人が着席すると、鳴き声とともに舞台袖からキャスト宛の手紙を持ったカラスが登場。松岡が手紙を手に取り、そこに書かれた「名シーンをセレクトせよ!」の文字を読み上げると、4人がセレクトした名シーンを振り返るコーナーがスタート。
下野は第17話から、善逸が「霹靂一閃・六連」を繰り出す名シーン。松岡は第23話から、激闘の後にベッドで療養中の弱々しい伊之助を描いた爆笑必至のシーンを選んだ。松岡の選出理由から始まったトークは、声優あるあるネタと伊之助のガラガラ声を松岡が実演したことで大いに盛り上がった。
続く鬼頭がセレクトしたのは記念すべき第1話から、禰豆子が鬼になった場面。花江は怒とうの盛り上がりを見せた第19話から、累と炭治郎&禰豆子兄妹の戦闘シーンを選んだ。第1話から第19話へと映像が流れるように映し出され、兄妹の成長と絆をあらためて目の当たりにしたキャスト陣も「何回見ても感動する」と、しみじみとコメント。
名場面セレクトコーナーが終わると舞台袖から、今度はスズメのチュン太郎が登場。下野が駆け寄って手紙を受け取ると、そこには「キャストの呼吸を見定めよ!」という文字が。作中で「呼吸」を操ることにちなんで花江、下野、松岡の3人による肺活量対決が行われた。
舞台の上に肺活量計が用意され、それぞれの年齢に合わせた平均値を超えることを目標に、花江、松岡、下野の順番で計測。開始前に花江が放った「僕こう見えてもね、肺活量なんですよ」という謎の一言にキャスト陣の総ツッコミが入る一幕も。各々健闘するも接戦の末に、下野が勝利を飾った。
肺活量勝負を終えると、再びカラスの声とともに手紙がキャストの元へと運ばれた。「錬磨で高得点を目指せ!」の文字を受けて、Blu-ray&DVD第3巻の特典、オリジナル横スクロールゲーム「鬼滅の錬磨」をプレイするコーナーへ。
4人が順番にプレイしていくが、鬼頭が「やっぱり禰豆子なんでね~」と言いつつ操作キャラクターに伊之助を選んだ瞬間、キャスト陣からは激しい「なんでだよ!?」のツッコミ。会場も爆笑の渦に包まれた。さらにゲーム好きで知られる花江が見事なプレイを披露するなど、最後までファンを沸かせてステージは幕を下ろした。
文=リワークス(加藤雄斗)
放送情報
鬼滅の刃
放送日時:2019年11月8日(金)19:00~
※毎週(金)18:00~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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