ソロデビューの大西亜玖璃が明かす、歌の原点は母の前でのプチお披露目会?

――普段から料理はされるんですか?

「少しだけ。お味噌汁は昆布とかつお節を使って、だしを取るようにしています。でも、沸騰してしまったりしているので上手ではないです(笑)。あとは、鮭とキノコとタマネギをアルミホイルで包んで、蒸し焼きにしてみたりしますよ」

――いろいろと作られているんですね。食べることはお好きですか?

「あまりたくさん食べられるタイプではないんですけど。ただ、ふとしたタイミングで暴飲暴食したくなる時があるので大変です。好きなものは唐揚げとか。甘いものは苦手なので、ケーキもショートケーキよりはイチゴタルトの方が良くて、甘い生クリームよりもタルトのサクサク感が好きですね」

――カップリング曲「Ready to fly」の聴きどころを教えてください。

「フワフワとした曲調なので、聴き心地が良いと思います。すごく優しい感じの曲なんですけど、1サビが終わった後の『cherry』のところから曲の雰囲気が少し変わる感じが気に入っています。純粋に曲の持っているメッセージが伝わったらいいな、と思いながら歌いました」

――ご自身の中で影響を受けた歌や思い出はありますか?

「子供の頃に母から歌が下手だと言われて、いろいろな曲を聴いて練習するようになりました。選んだ歌に1つ1つクリアしていく課題を作って、母の前で披露してOKが出たら次の歌を探して歌っていました。最初は、いきものがかりさんの曲が多かった気がします。JUDY AND MARYのYUKIさんの曲も歌ってましたね」

――どこで聴いてもらっていたんですか?

「母が料理を作っている側で、プチお披露目会みたいな感じで歌っていました。ただ横で歌っているだけなので、忙しい時は相手にしてくれない時もあったんですけど(笑)。歌うことが好きだったので宿題もせずに歌って、早く宿題をやりなさいってよく言われましたね」

――歌うことが好きということですが、歌にどんな魅力を感じていますか?

「私にとってはいつも側にあるものなので、無いことは考えられない存在です。気分を上げてくれたり、ダイレクトに心に響く音楽が好きで、やっぱり明るい曲が好きですね。JUDY AND MARYさんの曲に同じフレーズしか出てこない歌があるんですけど、落ち込んでいる時に聴くと、そんな気分を吹き飛ばしてくれます」

――2021年は初めての写真集も発売されて、次に初挑戦するなら何がしたいですか?

「ファンの方との交流をもっと増やしていきたいので、いつかファンクラブでバスツアーができたらいいな。イチゴ狩りやバーベキュー、私がお肉を焼くのでみんなに食べてもらいます(笑)」

――最後に、アーティストとしての今後の目標を教えてください。

「アーティスト活動を通して、歌い方も含めてもっと自分のことを知っていけると思います。今まで自分が歌ってこなかった音楽も、よく歌う音楽も、たくさん歌うことでいろんな私を皆さんに知ってもらえるように頑張ります」

文=永田正雄

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リリース情報

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発売日:2021年3月3日(水)
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