大西沙織の告白に水瀬いのり＆佐倉綾音も驚く！「おさまけ」恒例？企画は意外な展開に

世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2021」がオンライン開催され、人気タイトルのステージも3月27日、28日に行われた。シリーズ累計100万部を突破した二丸修一の人気ライトノベル「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」(通称：おさまけ)からはアニメの声優陣、志田黒羽役の水瀬いのり、可知白草役の佐倉綾音、桃坂真理愛役の大西沙織の3人が登壇した。

冒頭で「3人そろっての生イベントは初めて？」と水瀬が2人に投げ掛けた。前回のイベント「KADOKAWA ライトノベルEXPO 2020」(通称：らのすぽ！)のステージに出演していなかったことに言及されて慌てる水瀬に、佐倉が「楽しくお送りさせていただきましたよ」と反応。「私はコメント出演させていただいたので、盛り上げられたかな？」と心配する水瀬の声に、「すごく助かりました。いろんな意味で」と佐倉が笑顔で返した。

アフレコ現場の様子について大西が「結構終盤ですよね」と答えると、水瀬は一緒にスタジオで収録できない状況ではありつつも「主要メンバーは一緒」と明かした。そこで大西と一緒に収録できていないことを水瀬が残念がると、大西が「主要メンバーは分かるのよ。その次に控えている島崎信長さん(※「崎」は正しくは「立さき」)か、大西かの時に負けてるのよ」と嘆く場面も。そんな大西に佐倉は「信長さんに絶対に勝てないスピンオフやっちゃう？」と提案し、笑いを誘った。

あらすじ紹介で、水瀬は「幼なじみは負けというイメージが定着しているんですか？」と視聴者に質問。しかし、佐倉は「本当は幼なじみ好きも多いんでしょ？」と問いただし、「幼なじみが負けヒロインの時代は終わった！」の文言を受けて「ここが指し示す幼なじみとは？」と核心を突く発言をすると、物語の設定の話で盛り上がった。

キャラクター紹介では、黒羽が付けている四葉のクローバーの髪飾りを水瀬も付けていることが判明。水瀬は佐倉から渡されたエピソードを紹介すると、佐倉は「メイク室から出てきたら黒羽に似てたから」と理由を明かした。その言葉に水瀬は「今日はみんなが服装をコーディネートしてくれて、シャツは入れた方がカワイイとか、いろいろアドバイスをくれました」と感謝を伝えた。

続いて、作品を見るための心構えを説いた３人。佐倉は「推しを推し続ける勇気」と答え、「ラブコメ作品にはあるまじきキャットファイトが繰り広げられるので、男の子は強い子だと思って引かずに推し続ける勇気を持って」と発言。一方、水瀬は「自分をビンタ」と答え、「夢のような世界が始まりますので、自分の頬を叩いて現実の痛みを感じてから見てください」と夢の中へ没入する方法を説いた。トリの大西は「心を2000年代に」と答えると「少し懐かしみのあるアニメの作り方だと思います。数話見てオタクをしていた時期の心に戻りました」と作品の感想を伝え、それぞれの意見を参考にしながら見るように勧めた。

その後、「続！惚れる幼なじみ選手権リベンジ！」のコーナーへ。「らのすぽ！」でも行った企画に"リベンジ"と書いてあることについて、大西が「重大なやらせみたいなことありました？」と白々しく聞くと、「私が一生懸命お手本になる答えを出したのに、なぞったでしょ」と水瀬。さらに「今日は２人の心からの言葉が、ちゃんと聞けると思ってますから」と念を押すと、佐倉は「今日は不正ができない」と観念したかのようだった。

「毎朝、寝坊する自分を起こしに来てくれた幼なじみ。幼なじみはなんと起こしてくれた？」というお題に、大西は「あと3秒で起きなきゃ、食べちゃうぞ」と情感たっぷりに回答。そして、水瀬が「おきた？　はやく起きてえらいね　よくきいてネ　うどんできたよ！」と書いて頭文字が「お・は・よ・う」となる工夫した答えを披露したのに対し、佐倉は「起きて！今日、結婚式でしょ？」とインパクトのある言葉を紡いだ。その言葉に大西が「私の友達、今日リアルに結婚式なの！」と告白して2人は驚嘆。お題そっちのけで結婚式の話になると、視聴者からのコメントで「大西の幸せ願う」と送られ、「いろいろ違うけど、ありがとう」と返し、爆笑する場面も。

最後に、大西は「懐かしくなるような、面白いような、それでいてヒロイン一人一人がカワイイけどバチバチしているので、そのスピード感に負けないで付いてきてください」とコメント。佐倉は「淡い色彩や青春が懐かしい、ロマンが詰まっているような風景や景色のきれいさに目を奪われると思います」と作品をアピール。水瀬は「仲の良いキャスト陣なので、その雰囲気が出ていると思います。普段なかなか挑戦しないキャラクターを体当たりで演じているので、注目してください」と呼び掛けて、ステージを締めくくった。

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