中村悠一が選んだ「呪術廻戦」名シーンに榎木淳弥がオーディションの思い出を告白!

とある事件をきっかけに、呪いを巡る戦いの世界へと足を踏み入れた少年の運命を描く「呪術廻戦」。同作初のキャストによるスペシャルイベント「じゅじゅフェス2021」が、6月13日に埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールで開催された。

写真左から、関智一、小松未可子、内山昂輝、榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、中村悠一

ステージに登場したのは、主人公・虎杖悠仁役の榎木淳弥、伏黒 恵役の内田雄馬、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美、五条 悟役の中村悠一、禪院真希役の小松未可子、狗巻 棘役の内山昂輝、パンダ役の関 智一。イベントは、黒の衣装に身を包み、腕にはおそろいの腕章を付けたキャスト陣による生アフレコからスタートした。

自身が演じるキャラクター以外の名シーンというテーマの下、最初に演じられたのは第2話で虎杖が「自分が死ぬ時のことは分からんけど、生き様で後悔はしたくない」と決意する場面。「すごく重々しく言うでもなく本当に『とっさに出た本心』というのが見えて好きなシーン」という理由で選んだという中村のコメントに、演じた榎木は「オーディションでは1人のセリフがこれでした。僕は1人で読むのが大の苦手で、ここは結構難しいなと思っていたシーンでした」と明かした。

他にも、特別編として音響監督の藤田亜紀子、監督の朴性厚が選んだ「特に印象に残っているシーン」として、第13話ラストで描かれた虎杖の決意のモノローグと、第24話で登場した虎杖に対して釘崎が「じゃあ、共犯ね。私たち」と声を掛ける場面をステージ上で再現。藤田音響監督から寄せられた、「『負けない』というセリフに対する榎木の気負いがないのに責任感を感じるというアプローチを活かし、より印象づけるために曲終わりのタイミングになるよう調整した」というコメントに、榎木が「それは初めて知りました。すごくありがたいですね」と顔を輝かせた。

一方、朴監督セレクトの名場面について、瀬戸は「アフレコの際は、私たちの掛け合いのテンポでやらせてもらって、しかも(キャラクターとの)リップシンクもすごくこだわってくださり、私も放送を見た時に感動しました」と語った。続いて、東堂 葵役の木村 昴からのハイテンションなビデオメッセージが上映された後に、「じゅじゅさんぽ『1年ズ・イン・川口』」という画像がスクリーンに現れ、朗読劇がスタート。

この日の会場がある埼玉県川口市に日曜日の夕方、五条先生に呼び出された虎杖、伏黒、釘崎の1年生メンバー。彼らが呼び出された理由について語り合う中、五条が現れて同じく呼び出された2年生組の到着を待つことに。場面は変わり、真希、棘、パンダの2年生メンバーによる「じゅじゅさんぽ『2年・ゴー・トゥ・川口』」と題したエピソードが展開。やがて全員が待ち合わせ場所に集まると、五条から1年生と2年生が対決する「第1回荒川横断じゅじゅトラクイズ」の開催が高らかに宣言される、という物語がステージ上で展開した。

その後、第2クールのオープニングテーマを担当するWho-ya Extendedがサプライズで登場し、「VIVID VICE」を披露した後、真人役の島崎信長(※「崎」は正しくは「立さき」)からのビデオメッセージが上映された。そして、TVアニメの前日譚が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』のティザービジュアルと、同作の公開日が物語で重要な日付となる「12月24日」に決定したことが発表されると、会場内から大きな拍手が送られた。

最後に、榎木が「まずは劇場版をぜひよろしくお願いしますというのと、続きをやってほしいなという思いがすごくありますね。その時、アフレコを全員でやれるような環境になっていたら、また全然空気感が違ってくるんじゃないかなと。『呪術廻戦』は人と人との関わりがすごく大切になってくる作品なので、役者同士で交わり合って作品を作っていける世の中になったらいいなと思います。これからも『呪術廻戦』をよろしくお願いします!」というメッセージとともにイベントを締めくくった。

文=中村実香

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放送情報

呪術廻戦
放送日時:2021年8月13日(金)20:00~ほか
※毎週(月)~(金)20:00~ほか
チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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