山田裕貴が脇役で見せる存在感を、清野菜名松坂桃李のW主演映画「耳をすませば」で再確認

映画「耳をすませば」に出演する山田裕貴
映画「耳をすませば」に出演する山田裕貴

放送中の大河ドラマ「どうする家康」に出演し、4月からは主演ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」がスタート。さらには人気映画「東京卍リベンジャーズ」の続編や、初となる声優主演作「BLUE GIANT」の公開も控える、俳優・山田裕貴。どんな役にもなりきる"カメレオン俳優"と呼ばれた時期は今や昔となり、比類なき演技力に加え役者としての存在感も年々大きくなっている。そんな山田の役者としての存在感と演技力が感じられる作品が、2022年に公開された映画「耳をすませば」だ。

同作品は、柊あおいの同名漫画を実写化したもの。1995年にアニメーション映画が公開され、今なお色褪せない青春映画の金字塔として歴史に刻まれた名作を、漫画・アニメーションでも描かれた中学生の甘酸っぱい青春時代に、完全オリジナルの10年後の物語を加えて、清野菜名と松坂桃李のW主演で映画化。

(c)柊あおい/集英社 (c)2022『耳をすませば』製作委員会

読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫(安原琉那)は、図書貸出カードでよく見かける天沢聖司(中川翼)のことが気になっていた。あるきっかけで"最悪の出会い"をした2人だが、聖司に大きな夢があることを知った雫は次第に引かれていく。そんなある日、聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられた雫は、それぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。10年後、雫(清野)は児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。一方、聖司もイタリアで夢を叶えながらももどかしい日々を送っていた...。

山田は、雫の幼なじみで親友の原田夕子(内田理央)の恋人で、雫の幼なじみでもある杉村竜也を演じる。物語は、雫と聖司の恋模様を中学時代と現代を行き来しながら描いていくため、山田の出演シーンは決して多くはない。むしろ野球でいう"ワンポイントリリーフ"のように登場するだけなのだが、その短い時間だからこそ、役者の真価が問われるといっても過言ではない。

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放送情報

耳をすませば(2022)
放送日時:2023年4月23日(日)12:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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