磯村勇斗が体当たりで振り切った演技を見せ、TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞した映画「ビリーバーズ」

2022年の公開作だけで7本の映画に出演、2023年にも上半期ですでに5本の出演映画が公開予定と、映画界が放っておかない俳優といっても過言ではない磯村勇斗。「ヤクザと家族 The Family」(2021年)と「劇場版『きのう何食べた?』」(2021年)の2作で日本アカデミー賞新人賞を受賞した彼が初の映画主演作として選んだのが、"職人監督"の異名を持つ城定秀夫監督がメガホンを取った「ビリーバーズ」だ。山本直樹による同名コミックを映画化した本作は、カルト宗教に身を捧げる3人の人物を軸に、人間の欲望や本性をあぶり出す作品となっている。

無人島で共同生活を送る磯村勇斗、北村優衣
無人島で共同生活を送る磯村勇斗、北村優衣

(C)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会

宗教的な団体「ニコニコ人生センター」に所属している2人の男性と1人の女性は、とある無人島で共同生活を営んでいた。互いをオペレーター、副議長、議長と呼び合う3人は俗世の汚れを浄化するための修行として、瞑想や昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験など、団体本部からメールで送られてくる"孤島のプログラム"を行う日々を送る。食料も乏しい状況でギリギリの生活を送り、互いに励まし合って信仰を深めていく中、些細な問題を発端として彼らの本能や欲望が暴き出されていく。

磯村勇斗が演じるのは、主人公であり「オペレーター」と呼ばれる青年だ。これまで爽やかな青年から筋金入りの不良まで、まさに変幻自在ともいえる幅広い役柄を演じてきた磯村。今回は役作りのために髪とヒゲを伸ばし、厳しい生活を送るオペレーターを体現するために食事制限も行ったという。

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放送情報

ビリーバーズ
放送日時:2023年5月27日(土) 22:00~
放送チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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