比嘉愛未、映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」で得た"新しい表現"について語る

――仙太郎と満代の夢がキーワードとなっていますが、ご自身の夢は?

「夢というか目標なのですが、今年から地元沖縄の世界自然遺産の魅力を国の内外に発信する"世界自然遺産大使"に任命されまして。これまでは私にとって沖縄はエネルギーを充電しに帰る場所で、家族や友人と楽しく過ごすことでエネルギーをもらってばかりで、何も還元できていなかったのですが、(芝居を通して表現するのではなく)"比嘉愛未"として同じ世代や若い世代に『こういう自然があるよ』というのを知るきっかけを与えられたらと思っています。そして、環境保護だけじゃなく本当の意味での慈善活動を意識して、やれることをやっていきたいなと考えています」

――作品をご覧になる方々にメッセージをお願いします

「この作品は、遺産問題とか親子問題といった社会的なテーマを持っていますが、シンプルに『赦し』と『愛』がテーマとなっています。いろんな人間関係の悩みを一番解決できるのは、自分や相手を"赦す"ことで本当の赦し合いができ、愛し愛される関係になること。すごく難しいことだけど、できないことじゃない。そういう大切なことを描いているので、私たちが紡ぐメッセージを、ご覧いただいた方それぞれの受け取り方で感じていただければと思います」

撮影=中川容邦 取材・文=原田健
ヘアメイク=AYA スタイリスト=後藤仁子

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公開情報

親のお金は誰のもの 法定相続人
2023年10月6日(金)公開

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