「佐原先生と土岐くん」を岐洲匠八村倫太郎(WATWING)が熱演!撮影現場を振り返る

――「はじめまして」から始まって、そこから恋に落ちていく。お二人の関係性について、どう作っていきましたか?

岐洲「奇跡的なのか運命的なのか、はじめから自然と"合っていた"んですよね。お互いに合わせようという気持ちが特にあったわけではないんですが、次に会える日を楽しみにしていたりとか、相手の忙しい日々を想って『大丈夫かな、あいつ』って心配するような気持ちだったりとか。なんだろう、フィットするって言うのかな...」

八村「その匠くんが思っていたことって漏れていて、僕も一緒にいると安心してしまうし、それは最初からそうでした。今でも僕を自由にさせてくれるというか、懐の深さをすごく感じるんです。もともと僕は"先輩っ子"なんですが、それでも気を遣ってしまう部分はあって、でも2歳上の匠くんには変な気遣いはしていないんですよね」

岐洲「不思議なんですよね。実際、後輩に懐かれやすかったりはするんですけど、僕はあまり『かわいいな』とかは思わないんです。一人の人間として見ているのでそういう感情はあまり沸かないんですが、倫太郎に関しては『なんか気になる』じゃないですけど、気にかけたくなるような気持ちがあったんですよね。それは初めての感覚でした」

八村「そういう優しさだったり、懐の深さ、暖かさが僕はすごく心地よくて。その『ああ、支えられてるなあ』という気持ちが、土岐の佐原先生を想う気持ちと重なったんです。だから匠くんに想いを馳せていましたし、匠くんで良かったなと思っています」

――「キャスティングが一番重要な演出」という言葉もありますが、今回はいかがでしたか?

岐洲「僕たちに限らずこの作品は本当に良い方々ばかりで、スタッフさんも皆おもしろい人ばかりだったんです、なんだかもう、お笑い芸人みたいな(笑)」

八村「超最高な現場でした。いい人しかいなかったですね!」

岐洲「(撮影が)泊まりだったということもあって、皆で大浴場に入った後で掘りごたつのある部屋に集まって、本読みをしたり、お菓子を食べたり、ゲームをして遊んだりね」

八村「そうそう。もちろん主演の重さみたいなものもありましたけど、匠くんがどっしり構えてくれていたから、僕もしっかり芝居に向き合う文化みたいなものを、この作品で作れたらいいなと。そうしたら周りの皆も乗ってくれて、僕たちが言わなくても他のキャストの皆から『本読みしよう』と言ってくれるようになったり」

岐洲「それは本当に、めちゃくちゃ助かったというか、ありがとう!っていう感じでした。皆が率先して『本読みしましょう!』って言ってくれる、そのスピード感が自然と伝染していったんですよね。それは倫太郎の明るくて接しやすいパワーのおかげでもあったのかな」

八村「でも怖かったです、正直。お芝居に向き合う姿勢ってそれぞれ違うから、一人で作っていきたい人もいるだろうし。僕は経験がないから分からなくて、だけど本読みをしたいなと思うし、前もって準備しておけば本番直前で変わったことにも対応できるし、より良く進化していけると思ったんです。そういうことも匠くんなら受け止めてくれるだろうし、みんなにも助けられた、愛のある現場でした」

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放送情報【スカパー!】

佐原先生と土岐くん
放送日時:2024年2月4日(日) 23:30~
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV

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