高橋文哉桜田ひよりの瑞々しい演技で贈るピュアな青春ラブストーリー!映画「交換ウソ日記」

(C)2023 「交換ウソ日記」製作委員会

ある日の移動教室で瀬戸山(高橋)は、「この席に座る君に」と書いたメモを机の中に忍ばせる。そこに座ったのは希美(桜田)で、メモの中の「好きだ!」という超ストレートな告白に動揺。半信半疑で靴箱に戸惑いの手紙を入れたことから、希美が所属する放送部のリクエストBOXを通してノートの受け渡しを行う秘密の交換日記が始まっていく。

切ないポイントは、途中で瀬戸山が書いたメモが希美の親友で生徒会長の松本(芽島みずき)に宛てたものだったことが判明すること。瀬戸山に本当のことが言い出せない希美は親友のふりをして交換日記を続け、罪悪感とドキドキする気持ちを抱えながらノートに文章を綴っていく。

一方の瀬戸山は、思ったことがそのまま口に出る表裏のない性格。人を傷つけないように相手に合わせる希美に「自分の意見ないの?」と突っ込むなど、忖度ゼロだが、反省したら素直に謝るなど、相手とまっすぐに向き合おうとするタイプだ。

瀬戸山と希美の顔のアップがフィーチャリングされるシーンが多い本作は、高橋の屈託のない笑顔と、桜田の大きな瞳と表情がキラキラ感マックス。それだけで青春を味わえる。

■注目を集めた胸キュンシーンの「ほっぺムニュ」、「ハグシュート」

本作には瀬戸山が突然、希美の両頬を掴む「ほっぺムニュ」シーンが何度か登場する。クラスメート5人で一緒に行った遊園地で2人きりになり、瀬戸山が自販機で飲み物を買うシーンでは「何でもいいいよ」と答える希美にあえてお汁粉を買い、驚きながらも美味しそうに飲む姿を見て頬をムニュっと掴む。公園でバスケのシュートの仕方を教えるシーンでは「ハグシュート」で観客をドキドキさせた。

そんな王道のときめきシーンもありつつ、2人の音楽の趣味が偶然ヘヴィロックと共通していて、交換ウソ日記をしている最中に希美がお昼休みにマキシマム ザ ホルモンをかけ、クラスが騒然とする場面も「青春あるある」のわくわくする場面だ。

高橋と桜田の瑞々しい演技が全編にわたって楽しめる本作を、ぜひその目で見届けてほしい。

文=山本弘子

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放送情報【スカパー!】

交換ウソ日記
放送日時:2024年3月22日(金)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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