玉山鉄二の圧倒的な「泣き」の演技に胸を打たれるシーンも!NHK連続テレビ小説「マッサン」

「連続テレビ小説 マッサン」(ファミリー劇場)
「連続テレビ小説 マッサン」(ファミリー劇場)

クールなビジュアルと圧倒的な演技力に裏打ちされた幅広い役柄で、観る者の記憶に残り続ける俳優・玉山鉄二。彼の魅力がさらに知れ渡るきっかけとなった作品が、2014年に主演を務めたNHK連続テレビ小説「マッサン」だ。

明治から大正へ、大阪が日本一華やかなりし時代。海外から洋酒も輸入され船場商人たちが活況を呈し、新しい時代の息吹を感じさせるワインや洋酒の製造が始まっていた中、不可能だと言われていた初の国産ウイスキー製造のために、大阪から本場スコットランドへと単身で渡った男・亀山政春(玉山)。2年間の修業を終え、本場の技術とスコットランド人の妻・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を伴い、帰国する政春だったが、その前途は波乱模様で...。

玉山鉄二が主演を務めた「連続テレビ小説 マッサン」
玉山鉄二が主演を務めた「連続テレビ小説 マッサン」

「初の国産ウイスキー製造」という夢を追いかける不器用な夫と、国や文化の違いに翻弄されながらも夫を支え続けた妻。彼らの愛と笑いに満ちた半生を美しい風景と共に描き出した本作で、玉山は主人公のマッサンこと政春を演じた。

1971年のウイスキー蒸留所で行われている祝賀式典で、年老いたマッサンがこの場の主役となるウイスキーを作り上げるまでの波乱の日々を思い返す。そんな初登場シーンで、玉山は特殊メイクで見事な老人へと変身。髪やひげだけでなく、まつげの先も白く染めるというこだわりぶりを見せた。そして、今は亡き妻・エリーの遺影を懐かしそうに見つめながら、彼女と共に日本へ帰国した時から、今に至るまでの美しい日々を回想する、という物語が展開していく。

回想シーンの冒頭で玉山が演じるのは、妻・エリーを伴い、帰国する50年前のマッサン。日本では「蛍の光」という名で親しまれているスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」を、エリーのことを優しく見つめながら歌う。20代のマッサンを演じるために、撮影当時34歳だった玉山は、「役作りで体を絞ってクランクインした」とコメント。そんな玉山の役者魂の爆発により、20代のマッサンは、胸に夢と希望を抱え、気力・体力共に満ち溢れている青年だと一目で視聴者に伝わるほどのエネルギッシュなオーラを纏っている。

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放送情報【スカパー!】

連続テレビ小説 マッサン
放送日時:2024年5月9日(木)11:00~ほか
チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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