吉岡秀隆が主演した連続ドラマ「トクソウ」が6月9日(日)からWOWOWプラスで放送される。吉岡が演じるのは、東京地検特捜部に配属されたばかりの検事・織田俊哉。柔和な雰囲気から、事務官には"素朴で不器用"と揶揄されるも実はめっぽう芯が強く、信念は頑として曲げない強さがある。そのため、長年特捜部で辣腕を振るってきた副部長・鬼塚(三浦友和)にも臆することはなく、何度も繰り広げられるバトルは本作の見どころの1つであり、さらに特筆すべきは特捜内部の実態や捜査手順のリアルさだ。
物語はゼネコン汚職事件と不可解な殺人事件を柱としているが、そこに関わる捜査員たちの動きもセリフも妙にリアルなのだ。それもそのはず、原作「司法記者」を手掛けた由良秀之は、元東京地検特捜部検事なのだから。この"重厚感たっぷりの役者陣×圧倒的なリアリティーの社会派サスペンス"が面白くないはずがない!
数年の地方廻りを経て、念願の東京地検特捜部へ配属された織田は、大手ゼネコンと政治家の汚職疑惑を担当することに。意気揚々と捜査会議に参加するが、指揮を執る鬼塚の頭には既にシナリオが出来上がっており、ろくに調べもせずに取り調べに持ち込もうとしていた。その強引なやり方に異を唱えるも相手にもされず、ほかの検事たちからは「調子に乗るな」とたしなめられる織田...。そんな中、大学時代の恋人・桜井智子(真飛聖)と再会。今は新聞社に勤め、社会部の記者として検察に通う毎日だと言う彼女は、独自に取材を進め汚職のカギを握る人物にたどり着いていく。
放送情報【スカパー!】
連続ドラマW トクソウ #1~5(全5話)
放送日時:6月9日(日)14:30~ほか
放送チャンネル:WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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