――撮影を重ねていくにつれて、新たな一面は知れましたか?
伊礼「変わらなかったかな。ずっとワンちゃんだった、オレンジだったし...(笑)」
小宮山「印象が変わるっていうのはあまりなかったかもしれないんですけど、すごいやりやすかったです」
早瀬「莉渚ちゃんは意外とおちゃめだったよ(笑)。クールな感じかなと最初思ったんですけど、意外とお茶目でびっくりしました」
――最初と比べたら仲は深まりました?
早瀬「深まりました!」
小宮山「うん。最初はみんなちょっと警戒してたけど、撮影が終わったらフラットに話せたかなと思います」
――お互いプライベートで会ったりはするんですか?
小宮山「会ってないね。別のオーディションで会うことはあるんですけど、プライベートだとなかなか難しいよね」
早瀬「莉渚ちゃんとは同じ撮影の時にカフェに行ったりはしたんですけど、いつか3人で行きたいね」
伊礼「行きたい!」
――最後に本作の見どころをお願いします。
早瀬「ほんとにたくさんあるんですけど、分かり合えなくても寄り添えることを知ったというメッセージがあるように、苦手だなとか分かり合えないなと思う人でも、ちょっとそばにいたり、一言声をかけたり、そういった寄り添うという行為をするだけで関係性が大きく変わるというのをこの映画が伝えてくれるんじゃないかなと思います。あとは私たちが演じる役も含めて登場人物がそれぞれ悩みを抱えて葛藤しながらも生きているので、学生の方が見ても大人の方が見ても共感できる悩みがあると思うし、優しく寄り添ってくれるような映画になっているので、ぜひ見てください」
取材・文=川崎龍也
映画情報
映画『違国日記』
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