荒木飛羽、映画「あのコはだぁれ?」でホラー初挑戦 撮影現場の雰囲気は「学校の休み時間みたいな感じでした」

荒木飛羽が7月19日(金)に公開する映画「あのコはだぁれ?」に出演する。

同作は、夏休みに補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの「あのコ」が怪奇と恐怖を巻き起こしていく学園ホラー。大ヒットを記録した「呪怨」シリーズを手掛け、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された「THE JUON/呪怨」が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引してきた清水崇が監督を務める。

今回、映画「あのコはだぁれ?」でホラー初出演を果たしたのが、「るろうに剣心最終章The Final/The Beginning」(2021)でシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑の青年期を演じたことでも話題となった荒木。ホラー映画初出演となった彼は、どのような思いで撮影に挑んだのか。インタビューでは清水監督の印象や撮影現場の雰囲気、ドラマと映画の違いについて語ってもらった。

――映画「あのコはだぁれ?」が荒木さんにとってホラー映画初出演作となりますが、出演が決まった時の心境から教えてください

「もともとホラー映画やホラーゲームが大好きで、小さい頃からよく見ていたのでとても嬉しかったです。ホラーを撮るということで、撮影現場で何か怖いことが起こるかもしれないというワクワク感がありました」

――清水監督のホラー作品はご覧になられていたんでしょうか?

「もちろん見ていました。『呪怨』や『樹海村』が大好きで。中学生の頃に友達と『樹海村』を見に行った時はドキドキしながら見た記憶があります。あとは今回の作品にも関連のある『ミンナのウタ』も見させていただいて、関口メンディーさんの背中にいきなり幽霊が来る時のメンディーさんの表情がすごく良かったですよね」

――ホラー好きな荒木さんから見て、ホラー作品の魅力ってどこにあると思いますか?

「なんですかね...なぜか引き込まれるんですよね。王道なんですけど、『悪魔のいけにえ』という作品が大好きなんですけど、最初はホラーなのにだんだんトムとジェリーみたいにコメディチックになっていくんですよ。それに加えて、可愛げのある登場人物が好きで、笑いながら見れるんですよね。ドキドキもできて笑えるんですけど、やっぱり最終的には恐怖が待っているみたいなのがホラーの魅力だなと思います」

――「犬鳴村」に出演された三吉彩花さんはインタビューで清水監督のことを少年っぽいとお話しされていたのですが、荒木さんは清水監督に対してどのような印象を受けましたか?

「ホラー映画の監督なので勝手に怖いイメージだったりとか、暗い方なのかなと思っていたんですけど、すごく明るい方でした。会った時から『絶対にこの方は面白い方だ!』っていうのがわかるくらいの明るいオーラを放っていて、所々にジョークを混ぜてくださったり、演技の時も『思ったことはすぐに言ってくれていい』と言ってくださって、誰かがちょっと変なことをすると笑いが起こるみたいな和やかな現場でした」

――今回は荒木さんと同世代のキャストも多いですが、撮影現場はどのようにして過ごしていましたか?

「みんなでワイワイと指だけで遊べるゲームをして遊んでいましたね。(蒼井)旬くんのお腹が鳴ってしまっただけで、僕と(山時)聡真くんが吹き出してしまいそうになるくらい、和気あいあいとした現場で、学校の休み時間みたいな感じでした」

――荒木さん演じる島田蓮人についての印象と演じる上で意識されていることを教えてください。

「蓮人は大人ぶっていてリーダーシップを取りたがる男の子なのかなと台本を読んだ時に感じたので、周りがワイワイしている中でもクールでいるように心掛けました。監督からは呪いの歌の歌い方とか、普段の息遣いとか、陰湿な表現についてのアドバイスをいただいたので、そこは気をつけて演じましたね」

――映画では呪いの歌も歌われるそうですね

「呪いの歌を歌うシーンがあるんですけど、現場に入ってから意外と難しいことに気がついてしまって。息の使い方だったりとか、声の強弱だったり、不気味さを声だけで表現するのに苦戦してしまって、何度もやり直しをさせていただきました。呪いの歌を歌う日は1日中曲が流れていたので、頭の中から離れなくなってしまって大変でした(笑)」

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映画情報

映画「あのコはだぁれ?」
2024年7月19日(金) 全国ロードショー

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