が迫真の演技で「母性の暴走」を体現!偽りの母親を演じた映画「かくしごと」

杏が"偽りの母親"を演じたのが、ヒューマンミステリー映画「かくしごと」(2024年)だ。原作はミステリー作家・北國浩二による小説「噓」で、国内外で多くの広告映像を手がけ、映画「生きてるだけで、愛」で長編監督デビューを飾った映像クリエイター・関根光才がメガホンをとった。

杏が迫真の演技で「母性の暴走」を体現
杏が迫真の演技で「母性の暴走」を体現

(C)2024「かくしごと」製作委員会

俳優としてキャリアを積んできた杏が本作で演じているのは、認知症を患った父・孝蔵(奥田瑛二)の面倒を見るために7年ぶりに故郷に帰ってきた絵本作家・千紗子。父との確執があり、故郷で過ごすのは父が施設に入るまでの短期間と考えていたが、そこで思いもよらない事件に遭遇し、記憶喪失の見知らぬ少年(中須翔真)の母になる決意を固める。千紗子が自分の娘だということすらわからなくなっている父親と、自分の名前もわからない記憶喪失の少年。想像もしていなかった激動の日々に突然、放り込まれる女性という難役に挑んだ杏は、「今の自分だったらできるかもしれない」と思い、映画出演を引き受けたという。

親の介護問題や、子供の虐待問題、犯罪など、リアルな社会的テーマも孕んでいる本作。大きな渦の中に巻き込まれていくヒロインになりきった杏は、これまで見たことがない表情と演技を見せた。田舎町の素朴な夏の風景と、何が起きるかわからない緊迫した日常とのコントラストが、観る者をハラハラドキドキさせる。

■少年を守るために嘘を重ねていく千紗子

この記事の全ての画像を見る

放送情報【スカパー!】

かくしごと
放送日時:2024年12月14日(土)22:15~、2024年12月23日(月)16:45~
チャンネル:WOWOWシネマ

放送日時:2024年12月17日(火)19:45~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物