間宮祥太朗が体現する命がけのヒリヒリ感！非合法なツールを扱う道具屋を演じた「ハスリンボーイ」

人気漫画を映画化した「東京リベンジャーズ」シリーズで東京卍會が凶悪化していった元凶となる"キサキ"役、ホラー映画ながら異例のヒットとなった「変な家」でオカルト専門映像クリエイター"雨男"役など、話題作での個性的な役どころで存在感を発揮している間宮祥太朗。

演じているのは社会のグレーゾーンに足を突っ込んだ危なさを持つキャラクターだが、間宮はダークな佇まいを生かし、多くの人にとってはなじみが薄い"社会の闇"という題材に説得力をもたらしている。

そんな間宮にとって初のＷＯＷＯＷオリジナルドラマへの出演となったのが、「ハスリンボーイ」だ。2025年1月10日(金)深夜にＷＯＷＯＷプライムにて全8話が一挙放送される本作は、三大副都心の一つである東京・池袋を舞台に裏社会のリアルを描くクライムサスペンス。

原作は裏社会の実情に詳しく、小説「半グレ」でも知られる編集者・ライターの草下シンヤと「東京闇虫」の漫画家・本田優貴による同名作品。タイトルの"ハスリン"は非合法な商売を意味するスラングで、"トバシ"と呼ばれる架空名義などで契約した携帯電話や"板"と呼ばれる他人名義の銀行口座などのツールを扱う"道具屋"を取り巻く物語が繰り広げられる。

間宮が演じるのは、多額の奨学金を返済するために、在学中から一切遊びもせずにバイト漬けの日々を送る真面目な大学生・久保田タモツ。コンビニでのバイト中に出会った女性に騙されて投資詐欺に引っかかってしまうが、ひょんなことから出会った道具屋の九条(玉山鉄二)とその相棒の偽装師・村田(竹原ピストル)に窮地を助けられ、裏の道へと足を踏み入れていく。

「貧乏に育った子どもは大人になっても貧乏って決まってる」と語るように人生への諦めを抱いているタモツ。しかし冷めている反面、純粋なところもあり、言葉巧みに詐欺を進める女性にコロッと引っかかったり、助けてくれた九条たちを裏社会の人間と知りながらも慕うようになったり...。間宮はダークな表情と浮ついた顔を使い分けながら人間味のあるキャラクター像を体現している。

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