まるでハリウッド映画！？松平健が演じるかつてない吉宗が活躍する「暴れん坊将軍 800回記念新春スペシャル」

国民的人気スターとしておなじみ、マツケンこと松平健の代表作である「暴れん坊将軍」は、1978年にスタートし、シリーズが2003年まで四半世紀にわたって放送され、国民的な人気コンテンツといえるほど親しまれている。シリーズ12作とスペシャルドラマをあわせた放送回数は832回。同じ俳優が主演したドラマとしては大川橋蔵主演「銭形平次」の888回に次ぐ長寿番組となった。

その中でも2001年1月に放送され、800回を記念して制作されたスペシャル版が1月1日(水)に時代劇専門チャンネルで放送される「暴れん坊将軍 800回記念新春スペシャル 江戸城乗っ取り！！ 人質は百万人！？ 危うし！八百八町が火の海に」だ。江戸城が乗っ取られるという衝撃的なストーリーで、かつてない吉宗の活躍が描かれた一作。「あぶない刑事」シリーズなどを手掛けた、村川透監督が起用されたことでも話題を呼んだ。前年に放送された第10シリーズのレギュラーと辰五郎(北島三郎)が登場。さらに元御庭番役である高島礼子もゲスト出演している。

ストーリーは、め組の頭・長次郎(山本譲二)の一人息子・辰之助が天下祭りで賑わう江戸の町で、何者かに連れ去られる事件が発生する場面で幕を開ける。吉宗＝徳田新之助(松平健)らが懸命に探しても辰之助の行方はわからないままだった。さらに竹橋門で火消しを行っていた長次郎までが、大名火消しを装った集団に狙撃され、重傷を負う。そして天下祭りの上覧日に、江戸城が謎の武装集団に乗っ取られてしまう。じつはその集団は、竹橋門の火事騒ぎに乗じて江戸城に乱入したのだった。さらに花川戸の元締め・辰五郎(北島三郎)や南町奉行所の大岡忠相(田村亮)をはじめ、祭り見物の町人ら大勢の人たちまでも人質に取られていた。

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