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20代の岡田将生蒼井優が対極ながら惹かれ合うキャラを演じた時代劇「雷桜」

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当時、20代の岡田将生と蒼井優がW主演し、初の時代劇にチャレンジしたのが1月3日(金)に時代劇専門チャンネルで放送される「雷桜」(2010年)だ。原作は当時、女性を中心に支持された宇江佐真理による恋愛時代小説。メガホンをとったのは「余命1ヶ月の花嫁」や「ノイズ」など話題作を次々に送り込んできた廣木隆一で監督自身も時代劇は初の試み。日本版ロミオとジュリエットとも評された。

うつけの殿と野生児をそれぞれ演じ切った岡田将生と蒼井優
うつけの殿と野生児をそれぞれ演じ切った岡田将生と蒼井優

⒞2010「雷桜」製作委員会

岡田が演じているのは徳川家に生まれながら、その生い立ちもあり、"うつけ"、"心の病"と言われている斉道。蒼井は幼い頃に理右衛門(時任三郎)にさらわれ、人里離れた山奥で自由に生きてきた野性的な雷/遊を演じている。沖縄や九州でロケが行われた本作を撮るに当たって、主演の二人は乗馬や殺陣の訓練に励んだというが、大自然の中を白馬に乗って風を切って颯爽と走る蒼井は恋という言葉も知らないであろうワイルドな少女になりきり、家臣たちに気を使われて生きてきた斉道を演じる岡田は自己中な反面、傷つきやすい殿になりきった。育った環境が違いすぎる2人が出会い、初めての感情を抑えきれず、恋におちる物語だ。岡田と蒼井の瑞々しい演技、物語の象徴となる大木など大自然の映像美もふたりの儚く情熱的な恋を演出している。

■岡田演じる不安定な殿の心を解き放っていく野生のヒロイン

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放送情報【スカパー!】

雷桜 主演:岡田将生 /蒼井優
放送日時:1月3日(金)9:00~ 
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
こちら

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