間宮祥太朗×白石麻衣、映画「アンダーニンジャ」でお互いのアクションを羨ましがる!?「踊りができる人って...」

俳優

――間宮さんは、加藤を演じるうえでどんなところを大事にしましたか?

間宮「九郎は普段から朴訥としているけれど、加藤に対しては緊張感を持って接している...というのは原作にも映画にも描かれていたので、(加藤が出ることで)その『空気感が変わる感じ』が出せたらいいなと思っていました。アニメも見て、加藤の喋りのトーンも意識しましたが、あまり難しく考えずにやっていましたね。あと、ワイヤーアクションの経験がほとんどなかったので、その部分は難しかったです」

――鈴木を演じるなかで大事にしたシーンを教えてください。

白石「序盤は、鈴木のアクションから入るのですが、そのシーンは私もアクション部の方も納得いくまで撮りました。特に回し蹴りの場面は、一番いい画が撮れるまでやらせていただきました」

――お二人の話を聞いていると、やはりアクションが鍵になるのだと感じました。今回、アクションをするうえで、どのあたりを意識されましたか?

間宮「アクション部の方と話をしながら撮っていったんですけど、いろいろなギミックがありますし、明確に『こういうカットを撮る』というビジョンもあったので、それを一つずつ丁寧に共有していきました」

白石「これまで1、2回ほどしか経験がなく、ここまで本格的にアクションをやったのは初めてでした。今回、ほとんど自分でアクションシーンを撮らせていただいたので、最初は不安でしたね。特に猿田役の岡山(天音)さんとのアクションシーンは、息が合わずにズレるとすぐに崩れてしまうので、練習の段階から一つひとつ確認しながらやらせていただきました」

――間宮さんは、白石さんのアクションをご覧になっていかがでしたか?

間宮「(蜂谷紫音役の)宮世(琉弥)くんを見ても思ったのですが、白石さんは踊りができるじゃないですか。『ここでこうして...』と、動きや息を合わせるのも呼吸が必要なので、踊りができる人ってアクションも上手なんだな、と思いました。すごくスムーズでしたし、今回、忍者で重要な軽やかさも感じられたのですごいなと。やっぱり、僕とか天音って、かたいんですよ(笑)」

白石「そんなことないです(笑)」

――(笑)。白石さんは間宮さんのアクションをご覧になってどんなことを感じましたか?

白石「加藤と猿田のアクションシーンは、いろんなものを使いつつアクションをするので、大変だとは聞いていたんですけど...。出来上がったものを見て、本当に2人とも強そうだし、どこを切り取ってもアクションがカッコいいし、キャラクターの魅力も感じました。逆にあれだけ動けて羨ましいくらいです。それくらいすごかったですね」

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映画情報

映画「アンダーニンジャ」
公開日:1月24日(金)
原作:花沢健吾
脚本・監督:福田雄一
出演者:山﨑賢人、浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣ほか

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