
タクミユウの同名漫画を原作とし、企画原案・橘ケンチ、藤原樹主演のドラマ「あらばしり」が読売テレビで放送中だ。都会の外れに佇む、看板のない「必要としている人にしか見つけられない日本酒店」を舞台に、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化されたキャラたちが、訪れる客を日本酒で癒していく
美味しい日本酒でいつも人々を笑顔にしてきた祖父が遺した日本酒の店を譲り受けることになった青年(藤原樹)。ある日突然、吟の前に擬人化された日本酒たちが現れたところから吟の生活は一変する―。
日本酒たちを演じるのは今を時めく俳優たち。「一歩己」を西山 潤が演じ、「赤武」を市川 知宏、「加茂錦」を大倉 空人、「篠峯」を吉田 健悟、「村祐」を青山 凌大、「屋守」を後藤 拓磨が演じる。
今回は企画原案を務めた橘ケンチと主演の藤原樹にインタビュー。豪華キャスト陣への印象や日本酒についてなど、語ってもらった。
――構想から約5年、橘さんがドラマ化のお話を最初に受けた時はいかがでしたか?
橘「とても驚きました。原作を作っていつか映像化、舞台化はしたいなと思っていたのですが、思っていた以上に早くオファーをいただいて。ドラマ化できたらあんなことやこんなことができるなとイメージが膨らみました」

――藤原さんは、最初にキャスティングのお話を聞いた時の感想はいかがでしたか?
藤原「初の連続ドラマ主演という事で率直に嬉しかったです。すぐに原作を読ませて頂き役作りに入りました。最初は日本酒が擬人化すると知って驚きましたが、読んでいくうちに自然と物語に入り込んでいました」
――本作の "座長"として心がけたことはありましたか?
藤原「とにかく目の前のシーンに全力で臨みました。撮影スケジュールもかなりハードで、みんな疲れが溜まって来ているなと感じた時に、僕が座長としてしっかりしないと、という責任感でクランクアップまで頑張る事が出来ました」
――ご自身と、吟と似ていると感じる部分はありますか
藤原「自信がなさげで、でも一度決めた事は最後までやり通す芯が通ったところです」
――橘さんからみて、藤原さん演じる吟はいかがですか?
橘「樹は吟のイメージにピッタリで、地に足をつけてしっかりと役柄を噛み締めながら芝居をしている雰囲気が印象的でした」

放送情報
ドラマ「あらばしり」
読売テレビ・ドラマDiVEにて毎週木曜日 深夜0:59~放送中
詳しくは
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