堀内まり菜冨田菜々風浅井七海西葉瑞希「スクールアイドルミュージカル」2025年公演への想いを語る

俳優

皇 ユズハを演じる浅井七海
皇 ユズハを演じる浅井七海

(C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

――ミュージカルを演じになられて感じた難しさだったり面白さを教えてください

堀内「ミュージカルなので歌が当然あるわけで、最初の頃はいきなりその歌に入るのに違和感があると、見てる方もノッキングを起こしてしまうということがすごくあったので、いかにルリカちゃんの言葉として自然にその歌に入れるかというところはすごく研究しました。ただ歌うだけではなくって、メロディーに感情を乗せて、それが聞いてる人に伝わるかどうかという部分まで、お芝居をするだけじゃなくて自然に自分から出てきたぐらいまで落とし込む練習が必要だなって思ったので、今でも歌うときとかお芝居をする際も、いかに自然にその役としての言葉で発せられるかということをすごく意識しています。あと、ミュージカルもチームワークだと思うので、みんなで一つのシーンを作り上げることを稽古のときからも意識していて、学校ごとにシーンが分かれているので椿咲花のシーンのときは5人で、テンション感を揃えるために一緒に体を動かしながらセリフを言い合って、お互い受け取った熱量をちゃんとキャッチボールし合えるかという空気作りを意識して稽古していました。2025年公演も新たなキャストを迎えてのお芝居になるので、やっぱりそこのコミュニケーションを深めていきたいなって思ってます」

冨田「私は今回初めてミュージカルを経験させていただくので、これからになりますが、普段活動しているグループでのライブで歌ったり踊ったりするのとはまた違って、物語込みで歌やダンスをお届けするにあたり、どうしたら、より伝わるのか、お話が浮かんで見えてくるのかが課題になってくるのかなと思うので、たくさんアドバイスをいただきたいです。そこがきっと本当に面白い部分かと思うので、今はまだ手探りなんですが、私も面白いと思える域に早くたどり着きたい気持ちです」

浅井「この作品はラブライブ!シリーズの新作としてやらせていただいていて、ラブライブ!シリーズはアニメーションがメインで、3次元の人が全面的に出て演じて作品を届けることは今までなかったので、初演のときはラブライブ!シリーズの一員として認めてもらえるのかすごく不安だったんです。だからこそ、見てる人たちに『これもラブライブ!っぽいな』って思ってほしいなというところがあって、そこを忘れないようにやるのが最初は難しかったなと思いますね。でも、そこもすごく面白さにも繋がってると思うんです。この『スクールアイドルミュージカル』でしか見れないラブライブ!らしさが、詰まっていて、そこが面白いところだと思います」

西葉「ミュージカルをやるのも見るのも好きなんですけど、ミュージカルってセリフが歌詞としてなってるので、最低限ラインで歌で伝わらないと『何の時間だろう?』となる事が多いので、そうならないように一番意識しています。スクミュはかわいらしい曲もありますが、曲が壮大で全部後ろで鳴っていることが多いので、演技をしながら、テンションを上げつつ、冷静さを保ちつつみたいな、いろんな身体の機能を使ってる感じがあって、難しいけどそれが面白いなと思うんです。このミュージカルですごいなって思ったのは、椿咲花のみんなが帰っちゃうシーンの後のルリカの歌が、悲しくてつらくて泣きたい歌なのに泣かないという、それなのに泣いているルリカよりも見ている方が泣けるみたいなのが、ミュージカルたる部分みたいなのがあって、他にもそう感じてもらえる部分がたくさんあると思うのでそこが面白いなっていつも思います」

若槻ミスズを演じる西葉瑞希
若槻ミスズを演じる西葉瑞希

(C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

――最後に本作の見どころをお願いします

堀内「ドラマ放送もあり、ドラマで気になって見てくださった方は、『スクールアイドルミュージカル』が劇場で画面の世界にいたメンバーに直接会いに来れるという、両方の良さをリアルタイムで味わえる特別な期間だと思います。ぜひこのタイミングに劇場に足を運んでいただいて、スクールアイドルが始まりの物語なので、この今しかない瞬間をぜひ目撃していただきたいです。今回は多数の楽曲を披露する後夜祭公演もたくさんあるので、気軽にスクールアイドルのライブを一緒に楽しんでいただけたらとても嬉しいなと思います」

冨田「この物語の中で、それぞれのメンバーの気持ちがどういう風に変わっていくのか、その変化などもぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。ミュージカルだからこそ直接皆さんにパワーを届けられると思うので、このミュージカルを見てくださった皆さんが、これからふと思い出したときに、このストーリーが背中を押してくれたり寄り添ってくれる作品となれるよう一生懸命みんなで頑張ります。ぜひ楽しみにしていてください」

浅井「『スクールアイドルミュージカル』はスクールアイドルが始まっていく瞬間を皆さんが目撃できますし、舞台だからこそ、お客さんも含めて作品の一部だと思っているので同じ瞬間はもう2度と来ないので、一緒に来てくれるあなたも含めて『スクールアイドルミュージカル』だという意味をきっと劇場に来ていただいたら、わかっていただけると思いますので、ぜひ足を運んでいただきたいです。ラブライブ!シリーズのことが好きな方も、ラブライブ!シリーズのことがよくわからないよって方にもどちらの方にも楽しんでいただける作品だと思うので、ぜひ多くの方に見ていただけたらなと思います」

西葉「『スクールアイドルミュージカル』の舞台はやっぱり劇場でしか体験ができないというところが本当に一番のポイントだと思っています。気張らずに劇場に来ていただければ、我々があなたのこの時間を豊かにしますよという感じでやってるので、まだ劇場へ足を運んだことない人も気軽に見ていただける作品でもあると思いますし、女の子たちが本気で何かに取り組みぶつかっている姿というのはとてもキラキラしていると思うので、ぜひそれを体感しに来ていただければと思います」

文=HOMINIS編集部

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公演情報

「スクールアイドルミュージカル」
東京公演
会場:日本青年館ホール
日時:2025年2月9日(日)~19日(水)
大阪公演
会場:新歌舞伎座
日時:2025年4月4日(金)~6日(日)
公式X(旧Twitter): https://twitter.com/sim_LoveLive

■ドラマ情報
「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」
FOD見放題にて独占配信中!
URL:https://fod.fujitv.co.jp/
公式サイト:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/

■商品情報
「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA Blu-ray BOX」
発売日:2025年2月5日
品番:LABX-8856~8
仕様:Blu-ray Disc3枚組(本編2枚、特典映像1枚)、スリーブケース、ブックレット20P、ブロマイド(2種)
URL:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/blu-ray.shtml
(C)「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

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