
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、"怪物"に例えられる一橋治済を演じ、不気味な微笑みでお茶の間を震撼させるなど、多彩な演技で役者としての幅を広げている生田斗真。そんな生田の主演最新作となるNetflix映画「Demon City 鬼ゴロシ」の配信が2月27日(木)からスタートする。

2024年11月に「週刊漫画ゴラク」での連載が完結を迎えた河部真道の人気コミック「鬼ゴロシ」を田中征爾監督が実写化した本作。妻子を奪われた男の復讐劇を壮絶なバイオレンスで描いており、生田の"不死身の殺し屋"としての身体表現にも注目が集まっている。
古くから鬼の伝説が伝わる新条市。殺し屋の坂田(生田)は暴力団を壊滅させる最後のひと仕事を終え、愛する家族と新たな暮らしを始めようとしていた。その矢先、自宅に奇妙な仮面を被った5人の男が現れ、恐怖に怯える妻を射殺。幼い娘にも銃が向けられ、坂田も頭を撃ち抜かれてしまう。

それから12年、新条市では春原市長(尾上松也)によって巨大リゾート計画が推し進められる一方、不可解な行方不明者が続出していた。そんな中、一命を取り留めたものの生ける屍となっていた坂田は一家を襲った仮面の男との再会をきっかけに復讐の"鬼"と化し、市の暗部へと足を踏み入れていく。
冷酷な顔つきで躊躇なくマサカリを振り下ろす佇まいだけでなく、伝説的な殺し屋であることを表した冒頭の河野組襲撃シーンをはじめ、100をゆうに超える死体の山が築き上げられていく本作で、生田が多彩なアクションに挑んでいる。

例えば、清掃工場での大勢の従業員を相手にしたバトルでは、殴る蹴るの肉弾戦からガンアクション、ナイフ投げなど、あらゆる武器を駆使しながら次々と現れる敵に対抗。フォークリフトやショベルカーのバケット内での近接格闘といったシチュエーションを活かしたアクションもてんこ盛りだ。

生田のアイディアによって坂田のセリフを極限まで削ったことにより、マシーンのように次々と敵を仕留めていく容赦のなさと同時に、戦いが長引くにつれて肩を揺らす苦しさや怒りを滾らせた表情がより際立ち、超人的であると同時に血の通った人間であることがしっかりと伝わってくる。
<配信情報>【Netflix】
Netflix映画「Demon City 鬼ゴロシ」2025年2月27日(木)より世界独占配信
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