丸山隆平 、主演映画「金子差入店」は「『今からでっけえ山に登るんだな』みたいな感覚」
俳優

(C)2025「金子差入店」製作委員会
――妻役の真木さんとは2回目の共演です
「久しぶりに会えて嬉しかったです。『大人になった』と言われましたけど、『そんなに年齢変わらないでしょ』って(笑)。前回とは、また違ったテイストのお芝居だったので楽しかったですね」
――息子・和真役の三浦くんとのエピソードがあれば教えてください
「極力、距離を置いていました。でも、数少ない和やかなシーンのときは、一緒にお弁当を食べました。ギターをやっていると聞いたので『好きな曲を覚えれば』とか、そんな会話はしましたよ。全部終わってから『ウィヤ〜』ってしましたし(頭をなでるなどコミュニケーションをとった)、ラストシーンが終わったら手紙もくれたし...エピソードあるやん」
――(笑)
「かわいいし、イケメンなんです。絶対男前になるわ。もっと仲良くしとけば良かったな〜。でも、LINEは交換しました。どこかでごはんを食べに行こうという話はしていますが、彼も忙しいでしょうし、僕も(グループの)20周年に入っていたりしたので、まだ行けてはないです。でも、どこかで行きたいなと思っています」

(C)2025「金子差入店」製作委員会
――家族のシーンでは、夫婦でぶつかりあいながら、いろんなことを乗り越え、ここまで絆を紡いできたんだなと思いました。リアリティもあって、各家庭でもありそうなやりとりだな、と
「リアルですよね〜。子供のころ、夜に両親が喧嘩していて"うわ!明日の朝、絶対変な空気になるやん"と思っていたら、案の定、翌朝顔を合わせない...。"喧嘩している両親に挟まれる息子の気持ちにもなれよ"みたいな(笑)。あの空気感は体感しているので、その感覚が残ってるのかな。
息子としてそういう状況を体験しているので、息子の気持ちもなんかわかる。今回は、自分が子供だったころの経験をスパイスに入れたかもしれません」
取材・文:浜瀬将樹
映画情報
『金子差入店』
5月16日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:ショウゲート
(C)2025「金子差入店」製作委員会
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