津田健次郎、中島歩、竹野内豊らが残した言葉が今も残る...「あんぱん」人気を影から支える「イケおじ」な名脇役たち
俳優

国民的アニメ「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしと妻・暢をモデルにした夫婦の生き様を描く連続ドラマ小説第112作「あんぱん」。物語はいよいよ後半戦へと突入し、子ども時代からすれ違いを繰り返してきた主人公・のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)がついに結婚。弟・千尋(中沢元紀)やのぶの元夫・次郎(中島歩)の想いも背負い、のぶへの愛を伝えたプロポーズには、嵩の優しい人柄が滲み、多くの反響が寄せられた。
朝田家、柳井家の女性陣が集結した結婚お祝い会が行われた第90回では、夫婦として歩み出した2人を見届け、旅立ったのぶの祖母・くら(浅田美代子)の最期のシーンも余韻をもたらした。そんな「あんぱん」が支持を集める理由の一つが、主人公たちを支える魅力的な"脇役キャラ"。第19週「勇気の花」 からは、さらなる新キャラに注目が集まっているが、ここではのぶと嵩の背中を押した"イケオジ"たちの存在を振り返ってみたい。

■イケボで放たれる"猫語"も話題に!ツダケンが体現した理想の上司像
結婚への転機となったのぶの東京行きの背中を推したという点で、"恋のキューピット"とも言えるのが、津田健次郎が演じた東海林明。高知時代、2人が自身を見つめ直す"再生の場"となった勤め先、高知新報の編集長・東海林は酔っ払ってのぶをスカウトする調子の良さの反面、時には厳しい言葉で叱咤激励。さらに憎まれ口を叩きながらも門出を祝うまさに理想の上司だ。
そんな愛情深いキャラクター像はもちろん、視聴者の心を掴んだのが語尾に「にゃあ〜」と付ける土佐弁。声優を本業とする津田の"イケボ"とのギャップあふれるかわいらしい"猫語"は視聴者を虜にした。
放送情報
NHK連続テレビ小説「あんぱん」
2025年3月31日より毎週(月)〜(土)8:00〜NHK総合にて放送中
※土曜は1週間の振り返り
詳しくは
こちら