瑛太小出恵介平岡祐太柄本佑が、シンクロを通して成長する青年を演じる!夏の名作青春ドラマ「ウォーターボーイズ 2005夏」

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本作は「WATER BOYS」から2年後が舞台になっており、瑛太が演じた田中も、東京大学の2年生になっている。医学部受験失敗による心の傷を抱えながら、単位のために夏の間中、実習に行くことになる田中。さらには留学から一時帰国してきた恋人・響子にも「私たち自然消滅しちゃったけど...」といわれてしまい、"人生最悪の夏の始まり"を迎えたところから物語はスタート。散々な状況の中で冨那島に向かうことになり、船の中で出会った今日子とも早速トラブルに...。助けてくれた賢作、悟、俊一郎の高校生たちとも初対面から言い合いになるのだった。

そんな中、島民が開いてくれた歓迎会の席で、島の観光を盛り上げるために夏祭りを開き、メインイベントとしてシンクロナイズドスイミングを行うことが決まる。田中はシンクロのことが苦い思い出になっていながらも、今日子や賢作たちにシンクロを馬鹿にするようなことを言われるとムッとした表情になる。最初は拒んで嫌々引き受けたシンクロのコーチも、「引き受けたことは責任を果たす」となんだかんだ真面目に取り組み、やる気のない賢作、悟、俊一郎と意見の食い違いはありながらも、海で水泳や潜水の訓練を始める。そんな田中の姿からは、今も変わらずシンクロを好きな気持ちがあることが感じられる。

しかし、"シンクロのせいで医学部に落ちた"という傷はなかなか癒えないまま。さらには、とある大失敗をしてしまい、夏祭りの話もうやむやになってしまう。そんな状況になって初めて、田中も高校生たちも、自身の挫折と向き合い、やがてシンクロに真剣に取り組むことを決意する。そんな田中と高校生たちの奮闘と成長は、胸に響くものがある。

挫折を味わった田中が、島民との交流やシンクロの指導を通して成長していく姿を、瑛太が爽やかに、しかし熱を込めて演じている本作。小出、平岡、柄本もシンクロに挑戦する高校生たちをフレッシュに演じており、同シリーズの最大の魅力でもある"青春の輝き"を体現している。夏のきらめきを詰め込んだような名作青春ドラマは、20年の時を経ても色あせない。シリーズ完結編となった「ウォーターボーイズ 2005夏」を、この夏も見返してほしい。

文=HOMINIS編集部

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放送情報【スカパー!】

ウォーターボーイズ 2005夏
放送日時:2025年9月10日(水)12:10~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくは
こちら

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