"あんたが"で話題の竹内涼真の肉体美にも釘付け...「10DANCE」で町田啓太と共に体現する官能的な関係性
俳優
一方、町田が演じる杉木は高い技術を持っているものの、世界王者になるために必要な"愛"が足りないと言われるキャラクター。正確無比かつ優雅に踊る上品な雰囲気を醸し出しているが、実はパートナーをコントロールする冷徹な人格も持ち合わせており、そんなストイックかつ狂気的な一面が徐々に顔を出していく変化など、町田は竹内とは対照的に抑制の効いた演技で人物像を積み上げていく。
作品に欠かせないダンスの部分でも関係性やキャラクター像を表現。互いに社交ダンス未経験からの挑戦となったが、原作漫画のダンス監修者である下田藍をはじめとするプロの指導のもと、約半年〜1年間にわたり練習に励み見事なムーブを披露している。
ダンス経験すらなかった竹内はサッカーで培った体幹や長い手足を活かし、ダイナミックなポーズなどセクシーで自由なラテンのエッセンスを表現。他のダンスの経験がある町田は、ステップや立ち振る舞いから堂々たる帝王感や神経質なキャラクター像を作り上げた。
「最初にNetflixさんや大友監督とお話しした中でお約束いただいたのは、主役の2人は友情ではなく、必ず愛情や恋情で繫がっていることでした。そして大友監督と私の創作の共通点である『官能』を主軸として進めていただきたい、というお話をしました」。
原作者のこの言葉にもあるように、何よりも目を惹かれるのが、次第に愛情が芽生え、求め合っていく2人の関係性だ。
はじめはひりついていたものの、同じ志を持つ者としての共鳴し、その先にある愛を感じる...。2人の間には常にエロティックな雰囲気が漂っており、手を肌に這わせながらのレッスンをはじめ至近距離で見つめ合いながらの会話など、両者から溢れ出る色気にはドキッとさせられる。
原作のツボを押さえたカップリングや2人の演技力、社交ダンスの聖地であるイギリス・ブラックプールロケによる説得力のあるダンスシーンなど、漫画の世界観を見事に描き上げている「10DANCE」。中でも竹内と町田が作り上げる魅惑の関係には思わず見惚れてしまうことだろう。
文=HOMINIS編集部
放送情報
Netflix映画「10DANCE」
2025年12月18日(木)よりNetflixにて世界独占配信
出演:竹内涼真、町田啓太/土居志央梨、石井杏奈 ほか
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