完結編に期待高まる天海祐希主演のヒットシリーズ「緊急取調室」、キントリチームの歩みをプレイバック!

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(C)テレビ朝日

2017年の連ドラ第2シーズンでも、一筋縄ではいかない被疑者たちと何度も対峙してきたキントリチーム。本作では真壁が亡き夫・匡にそっくりな被疑者の取り調べをするなど、真壁の心が思わず揺れ動いてしまうような場面もあり、印象的だった。しかし、どんな場面でも真っすぐな正義感を持って被疑者と向き合う真壁の熱意には、何度も胸を打たれる。

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2019年の連ドラ第3シーズンでは、警視庁・捜査支援分析センターから異動してきた玉垣松夫(塚地武雅)がキントリチームに仲間入り。玉垣は画像から人の心理状態なども瞬時に読み取ることができる"画像解析のエキスパート"で、監視カメラの映像や取り調べ映像から、事件関係者のさまざまな情報を読み解き、キントリチームに新たな風を吹かせた。

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2021年の第4シーズンは、真壁が飛行機内でハイジャックに遭遇するという怒涛の展開からスタート。かつて"黒い女神"と呼ばれた活動家・大國塔子(桃井かおり)が、「国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑の真相を明らかにする」と宣言し、宮越が乗った飛行機をハイジャックしたのだった。これをきっかけに大國の取り調べはもちろん、宮越の汚職疑惑の真相を追うこととなり、終盤では宮越と直接対峙することとなる。

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翌年の2022年には、ドラマSP「緊急取調室 特別招集2022~8億円のお年玉」が放送された。本作には菜々緒や高畑淳子、木村了らがゲスト出演。比嘉愛未と野間口徹も、キントリチームの一員としてキャストに加わった。捜査一課の管理官となった梶山が追っていた8億円強奪事件の被疑者とみられる男の遺体が、ある民家の敷地内から発見される。この事態を受け、警視庁は一刻も早い事件解決を目指すための特別措置として解散となっていたキントリの臨時運用を決定。梶山の招集を受けて真壁たちは一時的にキントリへ戻ってくることになるが、事件は想像に難解。というのも、遺体が見つかった家で暮らすのはスーパー法曹一家だったのだ。有名大学の法学部教授である家長を筆頭に、東京高裁のトップ判事である妻、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男という面々。しかし、そこで暮らす家政婦は何やら秘密を抱えている様子で...。

そして10月より放送された最新シーズンでも、真壁の刑事としての熱さと、キントリのチームワークは健在、というより、むしろパワーアップしていた。シーズンを追うごとにまさに阿吽の呼吸とでもいうように、互いに信頼し、通じ合い、事件の真相を明らかにしていく姿には毎回ワクワクさせられる。そしてSeason5も12月18日に最終回を迎え、次なるキントリのステージは劇場版へ。

劇場版は"最後の敵は内閣総理大臣"と銘打たれており、公開前からそのスケールに期待が高まっている。佐々木蔵之介、石丸幹二ら劇場版の要となる俳優陣はもちろん、杉咲花演じる真壁の娘・奈央も成長し、救命救急士になって登場しているので注目したい。

10年以上の時をかけて、間もなく完結を迎える「緊急取調室」シリーズ。真壁らキントリチームのこれまでの活躍ぶりを、ぜひこの機会に振り返って観ていただきたい。

文=HOMINIS編集部

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