
――監督から、演じるにあたって具体的なディレクションはありましたか?
南「監督は割と、今回は(ほかはわからないですけど)演出を細かく付けない方だったので、あまり言われなかったです。自由にやらせていただいた印象ですね」
出口「『もうやってみようか』が口癖なんじゃないかっていうくらい、自由に演じさせていただきました」
――まず自分で考えてきたものを出してみて、そこから、という
出口「たぶん監督も自由に演じてほしかったのかなって思います。そこが今回はやりやすくて、3人で話してるときも結構自然に話せました」
――お二人は『ココア』で主演を務めていましたが、今回また現場でご一緒して、お互いの演技で刺激を受けたことはありましたか?
出口「前回はオムニバス形式で、同じシーンがなかったので、今回がほとんど初めましてだよね」
南「ほとんど会ってなかったよね。なので、今回刺激を受けたことはいっぱいありました。夏希ちゃんにしか出せないものがあって、美流紅は夏希ちゃんしかできなかったんだろうなって思います。いろんな人を惹きつけるキラキラしたものというか、夏希ちゃんにしか出せないものだなって。あと、どこに行っても自分でちゃんと機嫌を取れているんですよ。本当にいつ会ってもご機嫌で、周りを笑顔にしてくれるというか。自分の機嫌を自分で取るって意外と難しいことだと思って。私は割とできないタイプなので。そういうところはすごいなと思いますし、一緒にいて楽だなと思います」
出口「嬉しいです。でも私は意外と何も考えてないです。自分でもよくわかってなくて、のほほんとしているだけなんです(笑)。沙良ちゃんは普段は脱力系というか、力が抜けてる感じなんですけど、現場でお芝居ってなると、なんかかっこいいんですよね。表情一つ一つが。そこにスッと入るように見えました」
――一緒に撮影していく中で、最初と比べて印象は変わりましたか?
南「変わりましたね。イメージ自体はそんなに変わってないんですけど、こんなにしゃべりやすいんだと思いました。私がしゃべれるというか。こんなに話せて、話しやすいとは思ってなかったですね」
出口「私は真逆になりました(笑)。『ココア』のときは挨拶ぐらいで、あまりお話ししてなかったので、静かで、あんまり話さないイメージがあったんですけど、実際はいっぱい笑うし、いっぱい話してくれるし、何を思っているのかわかりやすかったので(笑)。すごく仲良くなりたいなって思いました。すごく好きになりました」
――同好会「オール・グリーンズ」は、既存のコミュニティから少し外れたところに、自分たちの居場所を作っていく物語でもあると思います。お二人にとって、居場所というか、心の拠りどころは何でしょうか?
出口「地元の友だちの存在がすごく大きいです。何かあったときに支えてくれるのも、やっぱり地元の子たちで。会っていなくても『何かあった?』って気づいてくれるし、私も素直に頼れるんです」
南「私は家族ですかね。家族全員でそろって会う機会はなかなかないんですけど、年末とかに実家に帰ると、やっぱりすごく安心感があって。いつも応援してくれているので、私にとっての居場所だなと思います」
取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI
南沙良/ヘアメイク=藤尾 明日香(kichi.inc) スタイリスト=武久真理江
出口夏希/ヘアメイク=中山友恵 スタイリスト=道端亜未





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