天海祐希×小栗旬が放つ圧倒的存在感!向き合うだけで絵になる名優2人の細やかな演技に注目「お家さん」
俳優
2025年12月に公開された主演映画、劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が話題の天海祐希。そしてNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」での織田信長役が評判の小栗旬。卓越した演技力を誇る2人の名優が共演した作品が、2014年のスペシャルドラマ「お家さん」(読売テレビ)だ。
本作は、明治から昭和初期という激動の時代を背景に、神戸の巨大商社「鈴木商店」の女主人・鈴木よねと、その商売を支えた番頭・金子直吉の生涯を描いた歴史ドラマ。天海演じるよねが、砂糖問屋に嫁ぎ、夫の死を機に家と商売の「女当主」(=お家さん)として会社を率いていく物語だ。彼女を懸命に支えた大番頭の直吉を小栗が演じている。
■女主人を演じる天海とそれを支える番頭役・小栗の共演は物語に深みを与える
神戸の砂糖問屋「鈴木商店」に嫁いだよね(天海祐希)は、商家のしきたりや夫・岩治郎(生瀬勝久)との価値観の違いに悩むものの、持ち前の聡明さと芯の強さで次第に家を切り盛りしていく。そんな鈴木商店に、抜群の才覚を持つ番頭・金子直吉(小栗旬)が加わり、持ち前の明るさと洞察力で直吉はよねの信頼を一気に得ていった。
夫の急死を乗り越え、よねは名実ともに女主人として成長し、直吉はよねの意思を受けて事業を大胆に拡大。鈴木商店は綿、酒、食品、海運などあらゆる業種に進出し、日本屈指の大商社へと成長する。また、直吉の優れた才覚により、鈴木商店は破竹の勢いで海外取引にも進出し、日本経済の中枢を担うほどの巨大商社に上り詰める。
だが、成功の裏で敵も多く、商店の内部で老舗の商法と直吉の革新的な経営手腕の間に軋轢も生まれる。そんな中、米騒動が勃発し、混乱する情勢の中で、鈴木商店は「米価高騰の元凶」との誤解を受け、暴徒化した群衆によって壊滅的な被害を受けてしまう...。
本作の見どころは、商家を支えた一人の女性の強さを核に、同志としての番頭との絆、さらに日本の近代化の裏側にあった企業の栄枯盛衰を描いた重厚なストーリーにある。家族や従業員、商売への責任の重さを抱えながら、懸命に生きるヒロイン・よねの生涯を丁寧に描いた人間ドラマとしても秀逸だ。









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