沢口靖子が魅せた七変化!24歳の若き日の華やかさと凛々しさが光る「お江戸捕物日記 照姫七変化」

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沢口靖子の若さあふれる美しさ、変装ごとの生き生きとした表情の変化を堪能できる「お江戸捕物日記 照姫七変化」
沢口靖子の若さあふれる美しさ、変装ごとの生き生きとした表情の変化を堪能できる「お江戸捕物日記 照姫七変化」

お照/照姫を演じる沢口の魅力は、1人の女性が持つ2つの顔を自然に見せているところにある。

茶屋で働くお照は、明るい看板娘として振る舞いながら、ひとたび照姫としての身分を示す場面では、その立場にふさわしい凛とした気品が漂う。華やかな変装姿だけでなく、町娘と姫君の間にある空気の違いを楽しめるのも本作ならではのポイントだ。

そして、本作での沢口の「七変化」は、単なる視覚的な衣装替えの域に留まらない。さまざまな身分のキャラクターに応じ、声のトーンや歩き方、視線の配り方まで演じ分け、お照というヒロインが持つ多面的な魅力を鮮やかに表現している。当時20代半ばだった沢口靖子ならではのみずみずしい華やかさと、作品の主役を堂々と張る役者としての芯の通った落ち着きが、この「七変化」というケレン味あふれる設定に見事な説得力を与えている。

また、お照を取り巻く人物との関係も物語を彩る。堤大二郎演じる南町奉行所同心・竹田五郎兵衛や、橋爪淳演じる水原忠吾ら個性豊かな人物とのやり取りによって、お照の活躍にコミカルな味わいが加わっていく。

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