Interview file10:宮崎秋人
原作の新開隼人を
誰よりも愛している自負がある
―箱根学園とのバトルが早くも白熱しているドラマ「弱虫ペダル Season2」。新開隼人を演じる宮崎さんから見て、今作の見どころとは?
「まずは、やっと皆さんに箱学が走っている姿をお披露目できたことがうれしいですね。箱学的にはこっからだろ!っていう気持ちなので、箱学を好きな方はもちろん、総北大好きっていう方にも、箱学の活躍に注目してほしいです」
―宮崎さんは箱学愛、新開愛が強い方だと伺いました。その愛が言葉からも溢れてますね。
「もう愛しかないですね。おこがましいかもしれないですが、誰よりも原作の新開隼人を愛している自負があります。その上で原作通りに演じるだけではなく、自分が新開を演じる意味を常に持って、とことん新開隼人を追求したい。今回は、がっつりレースを見せる場面もあるので、新開の魅力をしっかり表現したいですね」
―新開以外に好きなキャラクターは?
「荒北ですね。面倒くさがりながらも、後輩の面倒を見るお兄ちゃん的な面や、口には出さないけどチームのために走っているところとか。いぶし銀のようなカッコ良さがありますよね」
―やっぱり箱学なんですね。
「はい(笑)。原作の箱学同様、ドラマの箱学もチームワーク抜群ですから。福富役の(滝川)英治さんがあんなしっかり者顔なのに実はすごく抜けた方で(笑)。彼を支えようとみんなで団結してる。福富とは真逆の方ですが、愛されるリーダーのおかげで現場はいつも楽しいです」
PROFILE
みやざき・しゅうと●'90年9月3日生まれ、東京都出身。O型。ドラマ「男水!」('17年日本テレビ)などに出演。今後は、舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇、舞台「PHOTOGRAPH 51」の出演を控える。主演舞台も多数経験。
Interview file11:木戸邑弥
箱学は信頼できる人ばかり、
安心して荒北役にぶつかれます
―箱根学園の熱い夏が始まりましたね。
「はい。ついに箱学のレースが始まりました。僕は今作からの出演なんですが、箱学メンバーも総北に負けないように必死に戦って、彼らとお互いを認め合ういいレースができたらな、と思っています。レース以外にも、各チーム内の人間関係や仲間との絆、総北と箱学の関係性など、すごく人間味のある作品だと思っているので、そういう良さを僕らが演じることができればいいなと思っています」
―木戸さんが演じている箱根学園3年生・荒北靖友の魅力を教えてください。
「荒北はもともとヤンキーで、その血がまだ残ってはいるものの、大分更正した男です(笑)。荒北の原動力は、負けたくないっていうプライドだと思うんです。それは、多分ヤンキー時代から持っていたもので、それがうまく自転車競技部に生かされているというか......なので、ぶっちゃけ不器用な人間です。でも、だからこそ親近感が湧くというか、人間味がありますよね。自分が演じることを抜きにしても、いい奴だな、って思いますし。すごく好きなキャラクターです」
―お話を伺っていると木戸さんは爽やかな好青年。荒北とはギャップがありますね。
「いやいや(照)。まぁ、僕自身、荒北を演じる時間というのはまだまだ短いので、不安がないと言ったらウソになりますが...。うちの箱学メンバーは信頼できる人ばかりなので、安心して全力でぶつかっていきたいと思っています!」
PROFILE
きど・ゆうや●'92 年11月9日生まれ、奈良県出身。B型。2006年、第19回ジュノン・スーパー ボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞。'17年10月19日(木)から出演舞台『K -MISSING KINGS-』が京都劇場、東京・天王洲 銀河劇場で上演予定。
取材・文●鳥取えり
撮影●福岡諒祠
※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。
放送情報
ドラマ 弱虫ペダル Season2
放送時間:毎週金曜 後9:00より放送
チャンネル:BSスカパー!
渡辺航による累計発行部数1700万部超の人気コミックを実写ドラマ化した続編。アニメやマンガを愛するオタク男子高校生・小野田坂道を主人公に、自転車ロードレースにかける高校生たちの熱い青春を描く。前シーズンでは千葉県立総北高校自転車競技部に入部し、成長した坂道が、部内選抜レースの末にインターハイ出場メンバーに決定。season2ではインターハイを舞台に、坂道ら総北自転車部と、強豪高校・箱根学園をはじめとしたライバルたちとの戦いが描かれる。監督は前シーズンに引き続き『下町ロケット』『半沢直樹』(ともにTBS系)を手がけた棚澤孝義。
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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