田中圭 劇場版おっさんずラブは「僕らができる全ての笑いと愛情が詰め込まれています」

劇場版での撮影の感想を聞かれ、田中が「毎日楽しかったですよ。本当に」と答えた後、「お泊まりロケも楽しかったよね?初めて、ちゃんと真面目な話したもんね、2人でね」と、林に話を振ると場内から歓声が一気に沸き上がる。すると林が「平成最期の満月の夜だったんですよね」と田中を見つめると、会場にはこの日一番の黄色い悲鳴が響き渡った。2人の甘いムードをかき消すように、吉田が「本当?本当?」とツッコミつながら、その日のお泊まりメンバーに眞島と金子、そして監督がいたことを確認しつつ「オレ、泊まってないんだよ。いっつもオレ、なんかいないんだよね。いつも(田中と林の)2人が仲良くしているんだよね」と、ちょっと拗ねたような表情を浮かべた。

そんな吉田が印象に残っている撮影シーンとして語ったのが、吉田、田中、林、沢村、志尊の5人揃ってのサウナのシーン。「すっごく大変だったんですけども、すっごくやりきった感があったシーンなので、いろんな意味でお楽しみに!」と客席にアピールした。

そして、撮影を振り返っての感想を聞かれた瑠東監督は「(田中)圭君とも話したんですけど、すごいのが撮れたなと。本当にすごい熱量のお芝居が撮れてすごく楽しかったんですけど、(吉田)鋼太郎さんがクランクアップの時に『何一つ、楽なシーンなんかなかった』っておっしゃっていたのが、僕は本当にその通りだなって思って。笑いにしろ、愛情にしろ、本当に何1つ、楽なく演じきってもらった作品なので、本当に楽しみにしていただきたいなと思っております」と語った。

トークイベントの最後に、キャスト陣を代表して田中から「今、ここにいらっしゃるのは40倍の倍率で当選した方で、試写に至っては250倍らしいです。でも、それってつまり、それだけたくさんの方が僕たちのこの映画を楽しみにしていてくださるということで、僕らも重々それをわかっていましたし、ドラマ全7話を通して、『やりきった』と悔いなくやったつもりでした。本当に皆さんに支えられて『おっさんずラブ』という作品が成長して、1年2ヵ月の時を経て、また劇場版として全員揃って、なんならパワーアップして皆さんの前に戻ってくることができました。とにかく僕らができる全ての笑いと全ての愛情が詰め込まれていますので、ただただ皆さんに早く見ていただきたいという思いしかありません。あとは皆さんのお力で、去年のドラマのように作品がもっともっと大きくなっていけば、もっと日本が温かくなるんじゃないかな、とか、愛情に溢れるんじゃないかなっていうのは本気で思っています。僕らの思いを皆さんに託しますので、公開してからも『おっさんずラブ』をよろしくお願いします!」と、熱いメッセージが送られた。

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