深田恭子横浜流星の"はじこい"がインモラルにならなかったワケ

令和のブレイク俳優といえば、横浜流星が挙げられる。1月期のドラマ「初めて恋をした日に読む話」(「はじこい」)で演じた東大を目指すピンク髪の不良高校生・ゆりゆりこと由利匡平役で注目された。その勢いは、「はじこい」スタート時には17万人だったInstagramフォロワーが、わずか半年で約6倍増となる100万人に到達したことからも伺われる。

(C)持田あき/集英社・TBS・K-Factory

■横浜流星と中村倫也が大ブレイク!

しかし横浜流星だけでなく、このドラマでは元ヤンの高校教師・山下を演じた中村倫也もイッキに知名度を上げている。もちろん、ふたりの演技と佇まいのたまものではあるが、このふたりのブレイクは、春見先生役の深田恭子(以下、深キョン)あってこそといえるだろう。

実際、春見先生みたいな乙女系ファッションのドジっこぶりっこ教師がいたら、職場のお局たちにいびられそうであり、深キョン以外の女優が春見先生を演じてもこれほど支持されなかっただろう。深キョンだから、アリなのだ。夏クールのドラマ「ルパンの娘」や「富豪刑事シリーズ」、さらには映画『下妻物語』も深キョンにはマンガや小説の中の登場人物...、つまり、実在しない女性が似合うのだ。

(C)持田あき/集英社・TBS・K-Factory

■深キョンと横浜流星の魔法の恋

そんなアンリアルの権化、深キョンだからこそ、視聴者にインモラルな感情ではなく、「春見先生ガンバレ!」「ゆりゆりガンバレ!」のような暖かな応援の気持ちを抱かせることができたのではないだろうか。
まるで原作マンガを読んでいる気持ちそのままで、深キョン演じるアラサーどん底教師の"自分を変える魔法の恋"に夢中になれる。これぞ、女優深田恭子の神髄。深キョンの愛され力のたまものなのだ。

「はじこい」での横浜流星もやはり、"東大をを目指すピンク髪の不良高校生(しかも家柄は良いが家庭環境に問題あり)"というアンリアルな設定だからこそ、ふたりの恋にいやらしさが感じられなかったのだ。「はじこい」後のドラマ「あなたの番です -反撃編-」も好評だったが、ここでもちょっと浮世離れした役を演じていた横浜流星。10月からのドラマ「4分間のマリーゴールド」では「はじこい」同様、高校生役を演じるが、今度はごく普通の高校生役。リアルな横浜流星も楽しみだ。

文=坂本ゆかり

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放送情報

初めて恋をした日に読む話
放送日時:2019年10月19日(土)10:00~
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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