高崎翔太、植田圭輔ら6つ子のフリーダムな魅力が満載！舞台「おそ松さん」

赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、大人になった松野家の6つ子たちを描いて大ヒットしたアニメ「おそ松さん」。これを舞台化したシリーズが、衛星劇場にて11月17日(日)に放送される。2016年上演の『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME〜』、2018年に上演された続編『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME 2〜』、笑い&コメディ要素をさらに追及した喜劇『おそ松さん』、そして6つ子のイケメンバージョン・F6による「F6 1st LIVE TOUR『Satisfaction』」という4作を一気に楽しめるのだ。

『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME〜』は、6つ子が寝る前のドタバタ劇やイヤミ・チビ太・トト子といったお馴染みメンバーとの日常、F6のイケメンならではのシュールなやりとりなど、さまざまなストーリーがショートコント風に展開されていく。

パワーアップした続編『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME 2〜』では、アニメでも話題になった6つ子の女体化バージョン"じょし松"も登場。推し松色のペンライトを振って楽しむライブパートも必見だ。

喜劇『おそ松さん』では6つ子の両親・松造と松代がシリーズ初参加。おそ松が見た夢の通りに、両親が離婚の危機を迎えたり、トト子が渡米を計画したりと、はちゃめちゃな内容が繰り広げられる。

そして「F6 1st LIVE TOUR『Satisfaction』」はその名の通り"びっくりするほどルックスがいい"F6によるライブ公演で、本公演で披露された楽曲はもちろん、6つ子が3組のペアで歌う新曲をパフォーマンスするなど、見どころがいっぱい。

成長してもニートで童貞な6つ子を演じるのは、2.5次元舞台を中心に活躍する超人気俳優たち。おそ松役の高崎翔太は適当でいい加減すぎる長男を肩肘張らずにのびのびと演じており、アクションに定評のある柏木佑介は、やたらとキレのある動きで過剰にカッコつけるカラ松を見事に表現。

チョロ松を演じる植田圭輔はテンポのいいツッコミで場をまとめつつ、時には全力のオタ芸を披露し、北村諒は常に猫背でぼそぼそしゃべる一松のスタイルを徹底している。また、小澤廉が「マッスルマッスル!!ハッスルハッスル!!」とはしゃぐ姿は無邪気な十四松そのもので、トド松役の赤澤遼太郎は末っ子トッティのあざとさと腹黒さをしっかり演じている。

アニメ同様にブラックユーモアや下ネタも満載な舞台『おそ松さん』シリーズ。どこまでが台本通りでどこからがアドリブかもわからなくなるようなフリーダムさが魅力で、演じるキャストたちからも6つ子が送る日常の楽しさが伝わってくるようだ。11月からは舞台「おそ松さんon STAGE～SIX MEN'S SHOW TIME 3～」が上演され、全国の映画館でライブビューイングも開催。笑ったりときめいたりペンライトを振ったりと忙しい、とにかく盛りだくさんの本シリーズを楽しみたい。

文＝中島文華

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