荒牧慶彦に和田雅成「彼女じゃねーか」、REAL⇔FAKEメンバーの仲の良さが光る！

2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優陣が集結し、大きな話題を呼んだドラマ「REAL⇔FAKE」のスピンオフシリーズ「One Day's Diary」に続く、待望の最新作「REAL⇔FAKE 2nd Stage」。放送に先駆けて5月31日に完成披露トークイベントが行われ、前作に引き続いての出演となる荒牧慶彦、植田圭輔、佐藤流司、松村龍之介、和田雅成、染谷俊之、蒼井翔太に加え、新キャストとして参加する猪野広樹、笹森裕貴の総勢9名が登壇した。

作中の人気ユニット「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ)」のメンバーを演じる荒牧、植田、佐藤、松村、和田の5人。久々となるドラマでの共演に、牧野凪沙役の荒牧は「やっぱりこのメンバーでいると落ち着くなって。撮影時間が早朝から深夜まで続いていても、カメラが回っていてもいない時でも、仲良くみんなで楽しい時間を過ごせたので、安心するなという感想ですね」と微笑んだ。育田悠輔役の植田も「本当に笑顔になれる現場なので幸せだなと思っています、今回、かなり脚本や物語の元々あった設定がより色濃く表現されていて、それぞれの人間らしさがお芝居の部分で表現できているので、自信のある作品になりました」と瞳を輝かせた。

鈴木翔琉役の佐藤は「2nd stageということで、今まで以上にリラックスしたスタンスで演じることができました。翔琉にもいろいろな表情が見え始めて、前回よりも柔らかく、もう少しみんなと仲良くできているニュアンスのお芝居もできて、結果的に一段踏み込んだところでお芝居ができたんじゃないかなと思っています」と、役柄の内面の変化にも言及。梅原黎士郎役の松村は「今回も短い時間での撮影にはなったのですが、それを感じさせないくらい濃密な時間を過ごして絆を深め合った仲ということもあり、すごく良いコンビネーションで、楽しみながら撮影させていただきました。個々の魅力もさらに深まっているので楽しんでいただけたら」と、キャスト同士の関係について語った。瀬名征行役の和田は「それぞれが別の現場で培ってきたものを、また今回集まって披露できるので、そこがみんなの魅力として伝わっていればいいなと思います」とコメント。

今作は、「Stellar CROWNS」擁するクイーンレコードの社長として登場する朱音役の蒼井は「朱音としては大きな決断の下、大きな壁を動かす1人として君臨します。1st stageからの成長を見せられたらいいなと思いながら演じさせていただきました。ライバルユニットも登場し、ここからすごく熱い展開になるのを僕自身も改めて見直すのが楽しみです」と一ファンとしての期待も口にした。映像ディレクターの守屋英俊を演じる染谷は「今回、映像ディレクターらしいことは一切やってないんですよ。探偵なのかなっていうくらい(笑)。今期は、かなりサスペンス要素が強くなっているんですよ。それが全4話で、すごくスピード感がある作品になっていると思うので、楽しみにしていただけたらと思います」と自信たっぷりに語った。

そして、「Stellar CROWNS」のライバルとなる新ユニット「ASTRA RING(アストラリング)」のメンバーとして登場する卯野紘希役の猪野は「『Stellar CROWNS』のメンバーの仲が良いのはヒシヒシと伝わってきていたので、その仲の良さに一波乱、二波乱起こしてやろうという気持ちで演じさせていただきました」と不敵に微笑み、稲森弥月役の笹森は「ステキな先輩方とご一緒できて光栄でした。いい意味で引っかき回せるように必死で演じましたので、皆さんの反応が楽しみです」とクールに語った。

そして、本作の見どころを聞かれた藍井は「ネタバレを回避しながら話すのはすごく難しいですけど、今回はライバルが登場します。『ライバル』といわれると嫌なイメージもあると思うのですが、それだけではないところが(ASTRA RINGの)2人にはあるんじゃないかなと思いますし、彼らの登場を経ての(Stellar CROWNSの)メンバーの成長ぶりも見ていただきたいと思います。また、守屋とのシーンもありますので、朱音との同級生ならではのシーンを見ていただけたらと思います」と話した。

続くコーナーでは、テーマに沿ったトークが展開。「FAKEみたいなREALな話」というテーマでは、笹森が初めて運転免許を取得した際に、同姓同名で生年月日が同じ人が時間差でその場を訪れていたという珍エピソードを明かした。また、「この際だから言っておきたいREALな本音」というテーマでは、荒牧から和田に向けた「もっと甘やかせ」という要望が飛び出した。「彼女じゃねーか」とツッコミを入れた和田は「僕の(書いたフィリップ)を見てください。(荒牧に)『ちょっと休め』ですよ？めっちゃ甘やかしてるのに」と反論するなど、メンバーの仲の良さが伝わるクロストークが繰り広げられた。

最後に登壇者を代表して、藍井から「2nd stageは、今の時代だからこその内容になっていると思います。全4話であっという間に駆け抜ける作品ですが、最後まで見守っていただけたらと思います」と締めくくった。

文＝中村実香

この記事の全ての画像を見る