未曾有の⼤災害・東⽇本⼤震災から10年。被災地を舞台とした⼤⼈気ドラマの主演をきっかけに、「東北地⽅は第⼆の故郷」と公⾔する⼥優・のんが、今も尚、復興中の岩⼿県・久慈〜宮古、釜⽯、宮城県・⽯巻、⼥川を巡る。現地で街の復興に取り組む同世代の⼥性たちが案内役となり、魅⼒的なスポットやグルメ、とっておきの地元を紹介する。旅を通して、10年が経った今の想い、これからの東北の未来を語り継ぎ、魅⼒を再発⾒していく。
#1の「岩⼿ 久慈・宮古」では、⼥優・のんにとって本格的な旅番組初体験の舞台は、かつてドラマの撮影で慣れ親しんだ岩⼿県・久慈から。東北復興に⼤きく貢献した三陸鉄道に乗⾞。若⼿⼥性運転⼿が案内⼈となり、久慈から宮古間の魅⼒をお伝えする。三陸鉄道から⾒える絶景スポット、そして震災を忘れないように遺構として残されているホテルを訪れ、東北の蘇ったたくましいありのままの姿を語る。
#2の「岩⼿ 釜⽯」では、2話⽬は、津波から3000⼈近い⼩・中学⽣が助かった、"釜⽯の奇跡"と呼ばれる釜⽯を訪れる。釜⽯の案内役は、のんと同世代で、⾃⾝が中学⽣だった時に被災したシングルマザー。復興のシンボルとして建てられ、ラグビー世界⼤会が開催された釜⽯鵜住居復興スタジアムへ。そして、仮設店舗から復興したラーメン屋店主、津波に流されたが復興させた旅館⼥将と釜⽯を⽀える⽅達と触れ合う。
この旅の模様は、旅チャンネル特別番組「のんが⾏く︕東北ふれあい旅」として、6月19日(土)と26日(土)に放送される。今回、撮影ロケを終えたのんにインタビューを行い、番組のみどころなどを聞いた。
――番組ロケを終えていかがですか?
「のんが⾏く︕東北ふれあい旅」の番組ロケを通していろんなところを周らせていただきました。"⾃然の脅威は⼟地の形すらも変えてしまう、凄く⼤きくて、衝撃的なこと"訪ねた先で改めて痛感することがありました。失われたものもあるけれど、⼀⽅で、新しく⽣まれたものもありました。現地で⼒を尽くして頑張っている皆さん、プロジェクトを⽴てて頑張っている皆さん。今回の番組ロケを通じて、そんな皆さんと出会い、お話を聞いたり、各地の良いところを案内していただいて、"東北って良いところだな"って。改めて実感が湧きました。その際たるものが⼦供たち。元気⼀杯に⾝体全⾝で遊ぶ⼦供たちの姿を⾒ていたら、"東北の未来は明るいな︕"と。そんな⾵に思えました。「のんが⾏く︕東北ふれあい旅」を⾒てくだされば、皆さんにもきっとこの東北の魅⼒が伝わると思います。そして、機会がありましたら、ぜひ私のように東北を旅してみませんか︖
――番組のみどころを教えてください
「のんが⾏く︕東北ふれあい旅」の番組ロケでは本当にいろいろな場所を周りました。東⽇本⼤震災直後からそのままの形で残されている建物を前に、⼗年前の震災の⼤きさを改めて感じる⼀⽅で、新しく⽣まれ変わった東北の町をあちこち巡って現地の皆さんのお話を聞いたり、美味しいものを⾷べたり...いろんな素敵なものに触れながら旅を終えました。東北の魅⼒がとても伝わる番組になっていると思います。たくさんの皆さんに⾒ていただきたいです。
文=HOMINIS編集部
放送情報
のんが⾏く︕東北ふれあい旅
放送日時:#1 2021年6月19日(⼟)21:00~
#2 2021年6月26日(⼟)21:00~
チャンネル:旅チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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