胸キュン必至...!竹内涼真が演じた"ハジメくん"の魅力は冷徹さと神対応のギャップ

高畑充希主演の人気ドラマ「過保護のカホコ」の放送翌年にオンエアされたスペシャルドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」がファミリー劇場で9月に放送される。当時、ヒロイン・高畑充希の相手役を演じた竹内涼真はNHKの連ドラ「ひよっこ」と「過保護のカホコ」で人気に火がついた。

「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」に出演する高畑充希と竹内涼真

©NTV

父(時任三郎)と母(黒木瞳)に溺愛されて育ったピュアで浮世離れしたカホコ(高畑充希)。カホコが恋をする、画家を目指す苦学生・麦野初(ハジメ)を演じているのが竹内だ。スペシャルドラマの設定は結婚した2人のその後。"過保護の箱入り娘"から脱却すべく、家事も仕事もこなそうとするものの毎日あたふたしているカホコと、ハジメの奮闘ぶりが描かれている。

結婚してもハジメの才能を信じ続け、「世界中の人を幸せにする絵を描いてくれれば良い」と夫を守ろうとするカホコだったが、現実はなかなかうまくいかない。バイト生活のハジメは早く孫の顔が見たいと母からキレられ、カホコのためにある決断をする。一見冷徹に見えるが、カホコを優しく見守り心配するからこそ、時に厳しい言葉も投げかけ、視聴者をキュンとさせた竹内涼真演じるハジメの優しさと男気とは?

■いちいち慌てるカホコを無視しない神対応

保育士として「カホコハウス」で働くカホコと、カフェでバイトしながら絵を描き続けているハジメはカホコの祖父と3人で暮らす生活を送っている。カホコは家事を全部引き受けると決めたものの、忙しくて失敗ばかり。トイレットペーパーを買うのを忘れたり、サランラップがないことに気づいたりする度に、「ああああ〜!!」とテンパるカホコに何事かと驚きながらも「いいよ、いいよ」と決して怒らないハジメ。味噌汁を作りながら寝そうになるところを慌てて起こしたり、絵を描いていても妻を目の端で見守っているのがすごい(というか目が離せないのだが)。

愛が暴走し、結婚してからも娘を監視し続けるカホコの母から絵描きとして成功していないことをチクチク責められた上に、カホコからは最近描いた絵をダメ出しされて落ち込むハジメだが、カホコに甘えた顔をされると弱く、「また、そうやって捨てられた子犬みたいな顔する」と放っておけない。父性本能すら感じさせる夫を竹内涼真が自然体の佇まいで演じている。

■夢と現実の間で揺れるカホコとハジメはどうなる?

スペシャルドラマではカホコを取り巻くファミリーが従姉妹のイト(久保田紗友)のために開いた誕生日パーティで、それぞれの事情を巡って大揉め。両親も離婚の危機に見舞われ、「カホコハウス」の経営もうまくいかず、バラバラになりそうな人間関係を修復するためにカホコはますます迷走状態。孫を産むことが解決策だと考えたカホコにハジメは「子供は仲直りの道具じゃないんだよ!」と怒り、考えた末にハジメが出した結論に2人まで大喧嘩をすることになってしまう。

甘やかされて育ったカホコに出会って早々「お前みたいな過保護がいるから日本がダメになるんだ!」と厳しいことを言った男性がハジメだったが、結婚してからも言う時はハッキリと言う性格は変わらず。同時にカホコファミリーの一員になったことによる責任と葛藤も描かれている。まわりの人に幸せになってほしいといつも全力なカホコを心配し、カホコと対照的に愛情不足で育ち、だからこそ気がつく繊細さを持っているから、2人は良きパートナーなのだ。竹内涼真の男前な行動と台詞が堪能できる後半の展開、サプライズなエンディングまで見逃せない。

文=山本弘子

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放送情報

過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~
放送日時:2021年9月23日(木)19:50~
チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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